尖閣諸島要塞化計画その2 ~中国の”空母キラー”を逆手に取る~ | 朝倉新哉の研究室

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全ては日本を強くするために…

以前の記事で紹介したこちらの動画をごらんください。


中国が、対艦弾道ミサイルを実現するには、

・航行中の米空母をどう捉えるのか

・時速数千キロで落下する弾頭をどう命中させるのか

という問題があります。

動画に登場する専門家は、

>衛星などを使って米空母の動きを監視し、弾頭のレーダーで目標を捉えるのだろう

と言っています。


中国はアメリカの空母に対抗したい、と思っているようですが、

日本もまた、中国が近い将来持つ空母に対抗しなければなりません。

そこで、日本がこの対艦弾道ミサイルを保有することを考えてみましょう。

衛星や空中警戒管制機などで、中国空母の動きを監視し、

ミサイルの弾頭のレーダーで目標を捉える、

こういうことは、日本なら十分可能です。

日本はすでに、情報収集衛星(偵察衛星)を運用しています。

この衛星の数を増やし、空母の動きをいち早く捉える態勢を整備します。

空中警戒管制機の数も増やします。

開発中の哨戒機P-1の配備数も当初より増やします。

ミサイルの弾頭に装備するレーダーも日本の技術力なら十分開発可能です。

そして、対艦弾道ミサイルの発射基地は尖閣諸島周辺の海底に作るのがよいと思います。

島の陸地には、ヘリポートや小飛行場を作るので、海底に作るのです。

現在は無人の尖閣諸島なら、このような”要塞化”を施しても、

”基地なんか作ったら、相手に狙われて、そこが戦場になる”

という反日マスコミの反対を封じることができます。

住民がおらず、人が住んでいるところから遠くはなれていますから、

たとえ戦場になったとしても一般市民の犠牲は、まず考えられません。

それでもこの”尖閣要塞化案”に反対するなら、その人物は工作員なのでしょう。



日本が対艦弾道ミサイルで、中国の空母やその護衛の艦艇を攻撃する場合、

撃沈できなくても、レーダーなどを破壊すれば十分です。

レーダーを失い、艦載機の管制能力を失えば、戦力はガタ落ちです。

飛行甲板が損傷して艦載機が発進できなくなれば、単なる”的”です。

護衛艦や戦闘機から対艦ミサイルを発射して容易に撃沈できます。

日本がもつ対艦弾道ミサイルは、

中国の空母機動部隊に対する”第1撃”という位置づけでよいでしょう。

動画にあるように、途中で複数の小型弾頭に分かれたり、

あるいはクラスター爆弾のように非常に小さい子爆弾に分かれたりすれば、迎撃は困難です。

敵の目をつぶす”第1撃”ならば、一撃で撃沈するほどの威力は必要ないので、

小型弾頭や子爆弾程度で十分です。

必要ならば、一撃で撃沈できるタイプのものも作ればよいでしょう。


国家戦略研究
尖閣諸島を要塞化して中国の侵略意図を粉砕せよ
http://hibi874.blog92.fc2.com/blog-category-5.htmlより転載




尖閣諸島要塞化が実現すれば、”やっかい者”だった尖閣諸島を

日本を守る砦に変貌させることができるのです。

我ながら妙案だと思っています。


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