尖閣諸島を要塞化できる? | 朝倉新哉の研究室

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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120417/plc12041704580005-n1.htm

からの引用です。

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東京都の石原知事「尖閣諸島を購入」 すでに地権者と交渉

【ワシントン=石元悠生】
東京都の石原慎太郎知事は16日午後(日本時間未明)、
ワシントン市内で講演し、「尖閣諸島を(東京都が)購入する」と明らかにした。
すでに、地権者サイドとも交渉し、合意を得たもようだ。沖縄県石垣市とも協力する方針という。

 石原知事によると、昨年末に、交渉を開始。
購入エリアは「尖閣諸島のほぼすべのエリアになるだろう。国のために買う」と言及した。
今年度中に、都議会に諮り、東京都が尖閣諸島を所有する予定にしているという。
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これはすばらしいですね。

尖閣諸島最大の島、魚釣島にはヘリポートが設置されたことがあります。

再び、ヘリポートを設置し、海自の哨戒ヘリや陸自の戦闘ヘリを常駐させるべきでしょう。、

また、北小島は、垂直離着陸戦闘攻撃機ハリアーを運用する小飛行場の造成も

可能な地形のように見えます。

国家戦略研究
尖閣諸島の北小島(左上)と南小島(右下)
ウィキペディアより転載

レーザー誘導爆弾や対艦ミサイル「ハープーン」、空対空ミサイル「AMRAAM」を装備できる

AV-8B+ ハリアー II プラスを配備すれば、かなりの戦力になります。

国家戦略研究
”ハリアーシリーズ”の中では最も進化したAV-8B+ ハリアー II プラス
ウィキペディアより転載

ハリアーは古いので、できれば、F35を配備したいところですが、

F35は、調達が遅れることが確実になっており、すぐに配備することはできません。

よって、当面はハリアーを配備しておくのです。

日本が現在導入しようとしているF35は、Aタイプです。

北小島に造成する小飛行場には、Bタイプを配備します。

F35Bは、アメリカ海兵隊が導入を予定しています。

F35Bは、STOVL(short take-off and vertical landing 短距離離陸・垂直着陸)といって、

短い滑走で離陸でき、着陸するときは垂直に降りてきます。

国家戦略研究
F35Bは、このようにノズルを下方に向けて…

国家戦略研究
垂直に着陸することができます
どちらもウィキペディアより転載

北小島に、F35Bの離陸に十分な長さの滑走路を造成できるかどうかがポイントです。

無理ならば、ひゅうが型護衛艦を増産して、尖閣周辺海域に常駐させるべきです。

その際、F35Bを運用できるよう飛行甲板に改良を加える必要があります。
(そのままではF35Bを運用できません)

しかし、F35の納期遅れは確実ですし、ひゅうが型を改造する予算と時間があるくらいなら、

本格的な空母を建造したほうがいいかもしれません。

中国が空母を持つことは確実ですから、これに対抗するには、

日本も本格的な空母を持つことが必要になります。

”ある兵器に対抗するには、同じ兵器を持つことが最も有効”

というのが軍事の常識です。

戦車には戦車、潜水艦には潜水艦というように、相手と同じ兵器で対抗するのが

最良の対抗策なのです。

となれば、中国が空母を持つ以上、日本も空母で対抗せざるを得ません。

当面は、ヘリポートやハリアー配備などで急場をしのぎ、その間に空母建造を進めるべきでしょう。


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