昨日4月10日の毎日新聞に、
厳戒に透ける「防衛強化」
という記事が載っていました。
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北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの発射に備え、
防衛相の破壊措置命令を受けた自衛隊は9日、
海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦と
地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)の配備を完了した。
12~16日に予定された発射を控え、「万一」の備えが整った。
だが、日本の領海・領土に本体や部品が落下する可能性は「極めて低い」(防衛省幹部)。
そうした状況下での大がかりな部隊展開の裏には、防衛強化への思惑が透けて見える。
【鈴木泰弘、北京・米村耕一】
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>日本の領海・領土に本体や部品が落下する可能性は「極めて低い」
落下する可能性が低いからミサイル配備は不要とでも言いたげな論調ですね。
日本本土に落下する可能性は低いものの、日本周辺を航行する船舶に部品などが落下して、
被害が出る可能性はあるんですから、
そういう可能性を極限まで低くするためには、ミサイル配備は当然だと思います。
鈴木、米村両記者は、日本国民の生命、財産をなんだと思ってるんでしょうか。
>そうした状況下での大がかりな部隊展開の裏には、防衛強化への思惑が透けて見える。
防衛強化が悪いことのような書き方ですね。
自国の防衛力強化を悪いことのように言う新聞などありませんよ、他の国では。
さすが”変態新聞”という感じです。
鈴木、米村両記者の頭の中には、
日本が防衛力を強化する→他国(中国、韓国、北朝鮮)が脅威を感じて軍拡に走る
→軍拡競争が起こる
あるいは、
日本が防衛力を強化する→他国(中国、韓国、北朝鮮)に脅威を与える→戦争が起こる可能性が高くなる
という図式があるのでしょう。
日本の左翼がよく言う、”軍事力を強くすると戦争につながる”という論理を、
鈴木、米村両記者は信じ込んでいるようです。
軍事力を強くすると戦争につながる、という論理は、
大学の先輩で学生運動をやっていた人が強調していたものです。
60年代で終わっている学生運動を80年代になってもやっている人たちですから、
上記の論理が”成り立たない論理”であることがわからないのです。
中国は、相手が弱いと見れば、侵略してくる国です。
「パラセル諸島」と書いてあるのが西沙諸島です
ウィキペディアより転載
中国は、1974年に当時の南ベトナムと戦って、西沙諸島を奪い取りました。
1988年には、ベトナムが統治していた南沙諸島(スプラトリー諸島)の
赤瓜礁を攻撃し、奪い取っています。
こういう国に対しては、強い軍事力を持たなければ侵略されてしまいます。
中国のような国に対しては、防衛強化こそが、侵略抑止であり、戦争を防ぐ手段なのです。
”北京・米村耕一”
とあるので、米村記者は、北京支局に派遣されているのでしょう。
もともと左翼なのか、北京にいる間に、洗脳されたか、
ハニートラップにでもひっかかって弱みを握られたのでしょう。
こんな人間の”妄言”にだまされてはいけません。
防衛力強化こそ日本の国益!
なのです。
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