禍転じて福となす その2 ~放射性物質の処分方法~ | 朝倉新哉の研究室

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6月11日の福島民友新聞の記事に、

農地の放射能汚染除去のための方法が

いろいろ書かれていました。

しかし…。

土壌をはぎ取り、その土壌から放射性物質を

分離して焼却する、と書かれていますが、

焼却した灰に放射性物質は含まれています。

どこへもっていくのでしょうか?

代かきしたあとの水から放射性物質を

取り除く、とありますが、

取り除いた放射性物質の処分方法は

書いていません。

”植物による除染”も、同様の問題があります。

ヒマワリや菜の花は放射性物質を

吸着しますが、

土からは、放射性物質がなくなっても、

ヒマワリや菜の花をどう処分するか、

という問題があります。

焼却しても灰の中に放射性物質が残ります。

がれきにも同様の問題があります。

例えば、原発20キロ圏内にあるがれき。

放射性物質が付着したがれきが大量にあると
考えられます。
(20キロ圏外にもそういうがれきはあると
思います)

そういうがれきを処分する場合にも、

いったん水で洗うなどして、放射性物質を

洗い流してからでないと

焼却や埋め立てなどはできないと思います。

そして洗い流した水には、放射性物質が

含まれています。

これをどう処分するか、という問題があります。

東京や川崎市の下水処理場の汚泥から、

放射性物質が検出されています。

低濃度のものは、埋め立ててよいと

国が指針を示しましたが、

東京や川崎では、場所がないのではないでしょうか。

それに、高濃度のものは、今のところ、処理場内に

置いておくしかありません。

・農地の除染を行ったあとに出る放射性物質
・下水処理場の汚泥に含まれる放射性物質
・がれきから洗い流した放射性物質

これらを処分する場所はないのか?

と考えたとき、私は、ひらめきました。

尖閣諸島だ!

あそこは人が住んでいません。

放射性物質の処分施設を作る、と発表すれば、

中国や台湾は、領有権の主張をやめるかもしれません。

これまで何度か中国や台湾の活動家が尖閣諸島に

上陸しようとしたことがありました。

そういうこともなくなるでしょう。

しかし、尖閣諸島は狭く、キャパシティが足りないかも

しれません。

そこで私はまた、ひらめきました。

尖閣で足りなければ、対馬だ!

対馬の土地は、韓国人や韓国企業にどんどん

買い取られています。

やってくる観光客は、韓国人ばかりです。

ツアーガイド(韓国人)は客に、

「対馬は昔から韓国の領土です」

と説明しているのです。

対馬の日本人住民には、申し訳ないですが、

この状況(対馬が韓国に乗っ取られかねない)を

打開するには、放射性物質の埋め立て場を作る、

と発表し、土地を買った韓国人や韓国企業が、

土地を手放すように仕向けるべきだと思います。

実際そういう発表をすれば、手放すと思います。

その土地を日本政府か、政府が作った子会社が

買い取るのです。

放射性物質を吸着するのに使うゼオライトですが、

そのまま埋め立てるのは、もったいないです。

ゼオライトから放射性物質を分離して、

再利用できるようにすべきです。

そのための研究施設を対馬に作るのです。

その施設で島民を雇用すれば、

韓国人観光客に頼らずにすみます。


地熱発電の話題に、禍転じて福となす、というタイトルを

つけましたが、そのタイトルは、本来この話題につける

つもりでした。

台湾が領有権を主張し、中国が武力を使ってでも

併合を狙っているであろう尖閣諸島。

韓国人が土地を買いあさり、日本から奪おうとしている対馬。

これら危機に瀕している日本の領土を、

放射性物質という”やっかい者”を使って

救うことができるのです。

”やっかい者”を処分でき、領土を守れる、

一石二鳥の良策だと思います。

日本の領土を狙う外国を、武器を使わずに、

その意図(領土をかすめ取る)をくじくことができるのです。

このテーマが、なぜ”外交防衛戦略”なのか、

おわかりいただけたと思います。