地熱発電その3 ~あの池上彰さんが推奨!~ | 朝倉新哉の研究室

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全ては日本を強くするために…

 雑誌SAPIO 20011年6月15日号において

池上彰さんが、地熱発電を

>最も有望な代替エネルギーの1つ

と言っています。

ネットでもその内容の一部を見ることができます

http://www.news-postseven.com/archives/
20110529_21568.html

クーリエジャポン2011年7月号においても

池上さんは、

>国を挙げて真剣に地熱発電に取り組む必要があるでしょう

と言っています。

地熱発電推進派の私としては、

あの池上彰さんが推奨してくれたのは、

100万の味方を得た気持ちです。

東京大学の安井至名誉教授も

http://www.news-postseven.com/archives/
20110330_16122.html

において

>(原子力に替わる新たなエネルギーは)
>私が現時点で本命と考えるのは「地熱発電」

と述べています。

池上さんも安井名誉教授も、

地熱発電の問題点

(温泉業界の反対、
地熱発電の有望地の多くが国立公園の中にあって
開発が難しい)

をどう克服するか、という具体策については、

述べられていません。

ですから、私のブログを読み、

「朝倉新哉さんのブログで
こんなすばらしいアイディアが紹介されている。
これなら地熱発電を大々的に推進できる!」

と言っていただきたいのです。

そうすればブログランキングの順位も上がります(笑)

今まで述べませんでしたが、地熱発電には、

他にも問題点があります。

それは、初期コストがかかる、という点と、

調査した結果、有望視された場所が実はそうでなかった、

と判明する場合があるという点です。

しかし、これらの点は、国費を投入することで解決できます。

だから、問題点としなかったのです。

この点は、国の意思ひとつでどうにでもなるのです。

温泉業界の反対をクリアするために、

発電を行っても温泉の源が枯れるわけではないことを

証明するためにも、しっかりと地下の状態の調査を行うことが

必要です。

そのためにも、カネを惜しまず調査をしなければなりません。

だからこそ、”国を挙げて”

(つまり国費を投入するということ)推進すべきなのです。

原子力発電を日本に導入するのに、

一体いくら使われたのでしょうか?

私は知りませんが、そのときに注いだお金と情熱を

全部とは言いません、何分の一かでいいのです。

地熱発電に注いでもらえたら…。

放射能汚染の心配もなく、外国に依存することもなく、

二酸化炭素もほとんど出さない、

雨でも夜でも風がなくても発電できる、

いいことづくめのエネルギー源、

それが地熱発電です。

地熱発電一本に絞れ、と言っているのではありません。

たくさんあるエネルギー源の柱の1つと位置付けて、

推進すべきだと思うのです。