中国共産党やディープステートによる米国大統領選不正について、大手メディアは全く公平な情報を提供しません。SNSも言論統制され、いわゆる専門家や評論家もひどく汚染されています。そんな現状において、情報工作の考え方についての古い記事を再掲します。

 

なぜ、トランプ推しのサイトに時々スピリチュアル系やトンデモ陰謀論をちりばめたサイトがあるのでしょう。そして、正しい情報を発信している者が宗教関係者だと、その内容が真実であっても、レッテル貼りで攻撃されかえって信頼性が低下してしまう問題も起きています。

 

「誰が言ったか」も大事ですが、それよりも、「どんな事実を提示し、何を根拠にどんな論理的な主張をしているのか」が重要です。フェイクニュースを読み解くコツをつかんでください。

 

******* 以下 2016年9月投稿  *******************

 

今日は、いわゆる陰謀論サイトと呼ばれるサイトについて、私が思うことを記載します。

 

医療問題、労働問題、核開発(原発)、放射能汚染、偽旗(にせはた)事件などいろいろ疑問に思って調べ始めると、必ずといっていいほど、「いわゆる陰謀論サイト」に行き当たります。

 

私が「いわゆる陰謀論サイト」と呼ぶサイトの共通特徴は以下の通りです。

 

(1)タイムリーな社会問題について、批判的なもっともらしい記事が織り交ぜてある

(2)一方で、明らかに非科学的、物理法則や科学法則に反したトンデモ情報や著しく論理が飛躍した不適切な記載がある。また、間違いを訂正しない。

(3)更新が多く、通常の社会人が片手間でかける情報量ではない

(4)引用転載が多く、そのサイト独自で一次情報を入手し、解析、検討、独自の主張を行うことががほとんどない

 

その他、下記特徴を持つケースも多いです。

(5)得意分野が絞られておらず、文体統一感や主張、人間性を感じない文章

(6)ポリシー、プロフィールや経歴が書かれていない

(7)真偽不明かつ検証不可能なものを、断定的に記載する

(8)情報ソースが2次情報や3次情報または不明

 

例えば、子宮頸がんワクチン問題であれば、海外情報など、ある程度参考になる情報を転載したり紹介するものの、(2)のトンデモ情報(深海での人工地震や物理法則に反した記載など)や確かめようのない陰謀論を断定的に紹介するケースなどがあります。

 

このようなサイトは、参考となる情報が得られることもあるのですが、専門的な情報を記載している一方で、何故か、高校生レベルでもわかる明らかに間違った情報が混在しています。当初はなぜそんな玉石混交の情報があるのか理解できませんでした。

 

しかし、情報の読み方の経験を積み、自分が情報発信する側になってみると、本業(プロの業務)としてやっている「プロの情報工作サイト」と考えると、うまく説明できるのではないかと思うようになりました。

 

では、誰から報酬を得て、誰に対し、何の目的でそのような情報を書くのでしょうか?

 

まず、上記(1)の批判的な情報の信頼性を貶める(おとしめる)ためや、いわゆる「ガス抜き」のために、権力側(政権や大企業側)に雇われた、プロの情報工作活動であると考えると説明ができます。

 

個人で、ブログを更新する場合、実際書いている方ならわかると思いますが、ネタ探しや文章構築などが大変で、日常生活を記載する日記的サイトですら継続は大変です。ましてや、専門性の高い(技術系、医療系、政治や歴史系)などは、とても時間と気力を使うので、(3)の毎日のような更新は不可能です。

 

更新頻度が高く、専門記事が多岐にわたるサイトは、専属の担当や、多数の人間もしくはチーム(会社等)で、仕事として報酬を得て書いていると考えないと説明ができません。

つまり、多くの陰謀論サイトは、1人の人間が片手間で書いているサイトではないのです。

 

 

<権力側のスポンサーに支えられた活動と考える理由>

 

一見、(1)の社会問題を批判的に書くことは、権力側にとって不都合に思えます。しかし、(2)のトンデモ情報とセットにすることで、全体の信頼性を失うので、専門性を持つ知識レベルの高い人ほど、そのサイトに書かれた情報の信ぴょう性が疑わしいと思うようになります。

 

結果的に、専門性の高い人の注目をそらじ、(1)の本当に重要な社会問題について目をそらすように仕向けることができます。

 

次に、専門性内容について理解できないままに信じてしまう人は、(1)の批判的情報について共感し、そのサイトの情報を拡散します。その際、時々散りばめられた嘘や間違い(地雷・ワナ)まで拾ってしまうミスを犯します。

 

そうして間違いまで拡散してしまうと、専門家から、そのミスを徹底的に指摘・攻撃され、人格攻撃など容赦ない批判や集中攻撃によって、(1)の社会問題についての情報拡散の気力を失わせ、信用を失うデマを流されてしまいます。

 

こうして、知識層には都合の悪い情報の信ぴょう性を疑わせ、問題意識を持っているけど知識や倫理的思考力の追いつかない人に対しては、容赦ない地雷とワナによる攻撃でやる気と信用を失わせます。

 

つまり、一見、社会問題について切り込んサイトに見えるのに、サイトの真意を見極めて、注意してワナを避けないと、逆に利用されてしまうのです。

 

 

また、最初に共感する姿勢を見せて寄りついてくるケースも多々あります。

 

私のブログコメントにも、一見もっともらしいコメントや当たり障りない内容を記載し、

リンク先にトンデモ情報を織り交ぜる工作員がよく現れます。

 

その場合、その人と信頼関係があるように見せられてしまうと、トンデモ陰謀論者の集まりという、レッテル貼り攻撃の対象になります。

 

過去に子宮頸がんワクチン被害者会でも、そのようなワナが複数あったようですし、今も信用を落とそうと気味の悪い匿名の工作活動があるようです。

 

くれぐれも、巧妙なワナにはまらないよう気をつけましょう。

 

陰謀論サイトは、見極めることができれば、かえって本当に注目すべき重要情報が浮き彫りとなるので、使いようによってはとても便利なサイトになります。

 

情報を読む力を鍛え、陰謀論サイトを逆に利用してやりましょう。

 

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