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虹色金魚熱中症

虹色金魚の管理人カラムが詩とお話をおいています。

拙いコトバたちですが読んでいただければ幸いです。

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薄っぺらい皮膚だけが


僕たちを遮っている


たったそれだけの細い境界


だけどそれを我慢できない


それよりもっとを求めてしまう


皮膚ごしの温もりじゃ足りなくって


もっと近くに


もっと傍に


もっと


もっと溶け合いたい


君の中に


僕の中に


思考さえも共有して


邪魔なものは排除して


僕と君とでひとつでありたい


その願望を


君が狂気だというのなら


そうだ


僕は狂ってる



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