きれいなもの。
仕事であたふたあくせくするのは大好きだけど、仕事を私生活に持ち込んであたふたするのは大嫌い。
仕事は仕事、私生活は私生活できっちり分けておきたいのに、仕事の気分が抜けないままで私生活がせわしなくてあたふたして慌しい。
充実しているんじゃなくて、頭と心が一杯になってもうはちきれそうになっているだけ。全然、有意義じゃない。
余裕のない自分は憎しみの対象でしかない。
いつも心にゆとりが欲しい。
空を見上げて、あー、今日は空の青さがさえてるなーとか。思いたい。
道端にタンポポとか見つけて和みたい。
風のにおいに季節を感じたい。
いつも、きれいなもの、なにげないものに気付く自分でいたい。
そういった類のものに気付けない自分に気付いたときが、何か一番辛い。
あー、色々限界近いんだな、と実感しちゃうから。
中央公園の涅槃桜の写真を撮りに行って。
無性にそんなことに気付いてしまった。
あー……。
疲れたなぁ、色々と。
ところで。
10年努めたお嬢さん(4年目で正社員昇格、1年半産休)の退職金の金額聞いて吹いたww
いや、頂けるだけ有難いんだけどね。
「貰えるだけでも有難いと思わなくちゃ」って言う武器が、気持ち悪いわ。
「頑張ったら正社員になれますからね!」と言われて早4年を過ぎた別部署の先輩さんが、「もう精一杯頑張ってるんだけどね、まぁ、期待はしてないよ、そろそろ退職近いしね」と仰っていたが。
「頑張ったら正社員」って銘柄の人参をぶら下げられた馬の如くだなと思うと、いいように操られてんなと思うし、もう年齢的に再就職難しいでしょ、うちは正社員じゃなくても福利厚生そこそこいいし、ボーナスも出るんですよ、ここで働かなきゃ、あんたなんてもう雇ってもらえないよ的に足元見られてて情けない。
異動前にあった面接で全員(数年後に退職の人も)「頑張ったら正社員云々~」の台詞を聞いたわけだが。
面接後にみんな口を揃えて、「大丈夫、誰もそんなの期待してないから」って言ったのには笑った。
正社員さんなんかでも仕事がどうこうとか人間関係がどうこうじゃなくて、この会社の体制自体についていけないって辞めちゃう人が割りといるんだが……、あー、なるほどね。って、今となっては納得できる。
因みに私は先日の(新部署の上司さんとの)面接で、結婚しても仕事を続けるかどうかと言う意思確認をした後で、私が相手も予定もないと言ったもんだから、「大丈夫よ、相手なんてある日突然現れるし、結婚なんてひょんなことで決まるから!」って励まされました。……結局、結婚を機にやめて欲しいんだかそれでも続けて欲しいんだか(笑)
あ、因みに妊娠して働ける間さえ働けば、お祝い金が出るのです。これは、上記お嬢さんの5倍でした。