メではなく米。

そんなこんなで昨日は、あの風雨の中を蒜山に行っておりました。
私のささやかな小さな車では、瀬戸大橋でぶっ飛ばされそうになり。
右斜線を過ぎていく大型トラックを、あんなに恋しく思ったことは御座いません。
お願いだから並走して私を風から守って……！！
50km規制の中を素直に50kmでしか走れない私……。
それでもよたよたしておりました。
人生初の、my運転瀬戸中央道です。
雨風だったけど面白かったー！
因みに片道3時間です。
運転は全く苦になりません☆

で、何をしに蒜山くんだりまで行ったのかと言うと。
B級グルメ「蒜山焼きそば」を食べるためで御座いました。
叔母がどうしても蒜山焼きそばを食べるんだと張り切ったので。
昼を少し過ぎた頃に蒜山到着。
とりあえず高原のあたりを車で走ってみて……。
雨の所為か流行病の所為か、牛の姿は１頭もなく。
ワイナリーでちらっとワインを見て。……と言ってもここは試飲がないので行き当たりばったりでワインを買わねばならぬという冒険。車を運転するんでなきゃ、ワイン＆チーズのセットなんぞを楽しんでみたいところですが、名目私が運転手でも、いつでも交代できるように他の３人（ママンと叔母夫婦）もアルコールは控えているのです。

ランチボックスなるものがあって、１つ７８０円。スープをつけると１０００円。
薄切りのパン（バケット？）と半分のベーグル。サラダと豆料理が少しと、親指の爪くらいのチーズが２切れ、きのこ……と、ジャム。くらいだったかな。微妙なメニューだったが小腹がすいているので２つ購入。ついでに暖かいジャスミンティーと（暖かいどころか熱湯だった）、ノンアルコールの果実ジュース……ポリフェノールたっぷりっぽい葡萄のジュースを１本購入。ジュースだと思えば口の腫れそうなお値段だった（笑）
なんてったって目的は蒜山焼きそばなので、満腹になるわけにはいかんのです。
雨と霧に煙る微妙な高原を見ながら、車内で軽く昼食。（←２つのランチとジュースを４人で分ける。ジャスミンティーは私の♪）
道の駅蒜山高原（？）でお土産を物色し、遠くに遊園地を眺め、今度はお天気の良い日に……出来れば夏に来ようねぇとか言いながら、好評分譲中らしい別荘を横目に見る。
別荘を持つってのはどんな気持ちだろうかなぁ。
と思っていたら、叔母曰く、年に数回、何日かしか使わないで税金をたっぷり取られるなら上げ膳据え膳完璧なホテルに泊まったほうが良い、だそうで。
うーん。それもそうかも。

さて、いよいよ蒜山焼きそば！
これは、道の駅「風の家」で頂きます。
１つ６００円。お皿にどかーん！と……。一人で食べるにはちょっと多くて、かなり満腹でした。
結構、辛い。

ここでまたお土産を購入し……。
さて、雨だけどハーブガーデンでも覗いてみようかい……と車を少し走らせると。
目に飛び込んできた「天の岩戸」。

天の岩戸って例のあの天の岩戸ですかっ！?
わーい！行ってみよう！
左に行けばハーブ園。……のところを右へ。
桜の並木を潜り抜け（と言ってももう葉っぱなんだけど、春はさぞかし綺麗でしょうね）、たどり着いたのが「茅部神社」。
祭神は勿論、天照大神！！！
おおおおおお！！！！！
早速お参り。
ついでにおみくじ購入。
たて看板の矢印を左に進めば天の岩戸への遊歩道。
よしいざ！
ここまできて見ずに帰るアホがおるか！
雨だけどどんとこーいっ！！！
徒歩３０分だそうです。
風強いけど気にするな！
いざ！

……素敵な山道でした☆
季節になればヘビィがにょろにょろいそうな山道です。
せせらぎと言うには豪快な流れの小川を左に、じゅるじゅるぬかるんだ道を進みます。
山道に入ると、天の浮き橋。真名井の滝と言う小さな滝を横目に、どんどん山道を登る。
登る。
登る。
風が強くて傘を差すと吹っ飛ばされそうです。
そこは素直に傘を畳みましょう。無理してさして足を滑らせたら笑いものですから。
雨に濡れ、風に吹かれて上多那。
そこからもう一息で、やっとやっとの「臨空館」！（←見晴台）

聳え立つ……と言うのは表現がおかしいけれど（笑）巨大な「天の岩戸」！
おおおおおおおおおお！！！！！！
こ、こんな山の巨岩の向こうに天照が隠れたのか！！！
つーかアメノウズメはどこで踊ったんだろうか。
踊れるような場所が見当たりませんけど。
って言うか天の岩戸でさえ、雨と霧で煙って見難いですけど（笑）
蒜山に天岩戸伝説があるとは知らなかった。
高千穂とか伊勢とかの方だと思っていたんだけど……、調べてみたら、結構あちこちに伝説があるんですなぁ。
古事記ってあんまし興味なかったけど、ちょっと読んでみようかな♪

ずぶ濡れだし足元はどろどろだし……、山登りで体はあったまったけれど服が気持ち悪い～。
車に乗り込んでエアコンで暖めて、服も中途半端に乾いていく。
ふ、風呂に入りたいですっ！！！



と言うわけで、言ってきました湯原温泉。
温泉街に入る道が通行止めになっていて、道を尋ねるつもりで入った旅館「米屋」で入浴することに。
ななんとなんと！
人生初の薔薇風呂！！
きゃーーーーーーーー！！！！
なんて乙女心を刺激してくれるんだっ！！！
日曜の夕方とあってか、お客さんの姿はちらほら。
浴場の方は私たちが入ったときにいた１人のお客さんがいただけで、暫くで出て行ったので貸しきり状態。
うきゃ～www
ほんのり薔薇臭。
素敵過ぎるっ。
私、今日ここに泊まりたいです……！と思わせる、なんとも素敵な空間。
道端にあるというのが頂けないけど、中は本当に素敵で、スタッフの人もすごく親切で丁寧でビックリするくらい。
自分に招き猫の置物なんぞを買いました。
いいわ～ｗｗ
名残惜しいがにゃにゃんとわんが待ってるので帰るのです。

帰宅は９時半を過ぎ、叔母夫婦と別れを告げて自宅に戻ったら１０時を過ぎておりました。
猫たちは雨にかまけて１日寝ていたようで。
少し大目に入れておいたドライが半分以上残っておりました。
新しいのに入れ替えて、お土産ものの整理などして。
１日運転＆風雨の山道散策で疲れ果てたので早々に布団に入りましたが、結局寝付いたのはいつもと同じくらいかな。

今日は今日で予約しておいたタロットの日。
前回、仕事のことを占ってもらったので、今日は全体的な運気を……と思ったら、「氣」がなくってお話にならない的なことを言われましたorz
見事なるパワーダウン。
氣がなさすぎて、すべてが停滞。仕事も健康も金運も恋愛も、全く前に進めない状態なので、まずは氣のチャージをすべし！すべてはそこから！と言われまして……、白い紙に八角形を描き、中に「氣」と書いた紙をくれました。
それを座布団の下に敷き、１日２０分程度座って氣をためるべし！
早速帰宅して、お座布団の下に敷きまして、２０分ばかし座ってみました。
そんなに覇気のない顔をしてたんでしょうか。確かに、最近は全くやる気が起きず、仕事でも「頑張ろう」とは思えなくなっておりました。１日が何とか過ぎてくれたらそれで良い、古株とも適当な距離を保って当たらず触らずであれば良い。どうにか２４時間が経過して日付が変わってくれたらそれで良い……とばかり、何事にも無気力で。
体力的にと言うよりも、精神的にしんどい。
まさに、「病んでる」と言った状態だったけど。
何故占いでそんなことまでわかってしまうんだ。
面白いなぁ。
八角形の中に書く「氣」は「氣」であって「気」ではいけないのだそうです。「気」だと「メ」で「×」になってしまうから。必ず「米」と書くように言われました。
検索してみたら、この八角形に「氣」と言うのは風水であるんですね。
病気のときにそれを書いた紙で体をなでると良いとかも書いてありました。
……喘息の酷かった幼稚園児の私の背や胸を、般若心経を書いた半紙でさすってくれた婆様を思い出しました。
１回２０分でフルチャージは無理だろうから……しばらくは続けてみたいと思います。
当分は聞くCDも自然音とか風水のになりそう（笑）