● 緊張感する人は、落ち着いて話したり、運動したりできて、良い結果を出すことができます。
息が詰まっていると、知らないうちに、力が入っています。
人前で話をする時、緊張して力んで固まってしまうと、普段通りに話すことができない人が多いです。
力が入っていることがわかれば、同時に、力が抜けて、楽になれます。
カラダゆらしで、カラダをゆるめていると、緊張しても、普段通り話すことができます。
いつも息をつめていると、身体が固まってしまいます。
あなたの身体が固まると、同様に、相手も固まってしまい、コミュニケーションはうまくいきません。
手のひらに、「人」という字を書いて飲むような動作をしたら、なお、身体が固まって緊張が高まります。
以前、メンタルコーチとして招いて下さった女子バスケットボール部のチームが、インカレ(全国大学選手権)に出場した時、初出場の選手たちが緊張して、深呼吸を繰り返しました。
試合前のアップのときに、会場に到着したのですが、時すでに遅し、気が上がってしまって、いつものような速さで走ることができなくなっていました。
普段通りの力が出せないと、悔やんでも悔やみきれません。
緊張する場面で、深呼吸だと言って、大きく息を吸い込んだり、手のひらの人の文字(息)を飲んだりしてはいけません。
思わず、深呼吸をしようとしたら、それに気づいて、すぐに止めておいて下さい。
何よりも、「息を吐く」ことが、大切です。
深い呼吸を行なえば、カラダがゆるみ、重心が下がって、いつも以上の力を出すことができます。
この時の呼吸は、カラダゆらしでも行なっている「横隔膜呼吸」がお勧めです!