一部、個人情報保護のため加筆・省略している部分があります。




前回からの続きです


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2回目のEFT講座にて


「1回目の講座を終えて、どうでしたか?」




黄砂アレルギーに関しては、「(アレルギーを持っていても


いなくても)ま、いいや。」という思いです。




時期も終わったから、アレルギー症状が止まったのか


わかりませんが、ま、いいや、です。(笑




最近、アルバイトを始めましたが、Yさんの方で譲れない


条件があり、一時休業することを選んだのだそうです。




これまでの選択方法は、まず相手の都合を優先で考えて

いました。




「せっかく雇ってもらったし、しょうがないから」と納得しないまま


やっていたのですが「私も選んでもいいのだ」と思うようになりました。




他に、「ずるずる付き合っている人と、別れようかな?と思いました。」


というのが出ました。




Yさんが、とある事を主張した際に、相手がむっとして


「そんなの言わなくてもいいじゃん」と返してきたのだそうです。




「伝えたい事を伝えたのに、そんなの言わなくてもいいじゃん、なの?」




そのことから、長い間


「私は、(誰かに)選んでもらわなければいけない」と思ってきたけれど

「オトコも、仕事も、買い物も、私も選んでいいのだ!」に気づきました!




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「オトコも、仕事も、買い物も、私が選んでいいのだ!」


アイホージュEFT名言に認定です(笑


Yさん、ありがとうございます。




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講座にて、伊藤がプラクティショナーとして、Yさんとのセッションを


開始しました。




YさんのEFTは

「お父さんに今、話かけられない。何を話していいのかわからない。

普通に話したい。」という内容でした。




Yさんは、数か月前、長い間、お父さんに対して我慢してきた思いを

爆発させました。




何を言ったかはほとんど覚えていない、といいます。




その時から、お互い無視するような感じになり、会話もなく、今に至るとの


ことでした。




なので、出てきた内容に対して1つずつEFTをしていきました。




「お父さんに今、話かけられない。何を話していいのかわからない。

普通に話したい。」




「お父さんは、私が言う事さえ聞いていればいい、と思っている」




「言う事を聞いていれば、家に入れるお金が少なくていいと思う


自分がいる。」





「お父さんは、私にとって良かれと思って、とある職に就く事を


望んでいたけれど、私はなりたいとは思っていなかった。」




「これまで、喜んでくれそうな事を選んで、言ったりやったりして


いたけれど、喜ばせるような事が言えないから、話かけられない」


と言うのを認めて、時間オーバーとなってしまいました。




まだまだ根が深そうなので、残りは自分でもやってみてね!


という所で終わったのです。




この後、Sさん
のお父さん(5歳の時、大好きだったお父さんが


お母さんとの離婚をきっかけに離れて暮らす事になった。)内容の


EFTセッションを開始しました。




私とSさんがセッションしている最中、お向かいに座って内容を


聞いているYさんはテッシュペーパーに手を伸ばし、目にあてて


涙を拭いています。




全然状況も内容も違うのですが、共通する題材「お父さん」について


だったので、思う所があったのでしょう。




お2人のセッションを全て終えた後、3人で雑談をしていました。




その時、Yさんが、以前、お父さんの誕生日に喜んで欲しくて


お酒を買った話が出てきました。




Yさんは

「誕生日だから奮発して高い美味しいお酒を!」と思ってお酒を


選びました。




予算の関係で、小さい瓶の物を贈ったのです。




ところが後に、わかった事がありました。




お父さんは質より量、だったのです。




「嬉しくないの?」とお父さんに聞いたら


「嬉しくない」と返ってきました。




Yさん、傷つきました。




ちょっとちょっとちょっと、お父さん!!!


せっかくのプレゼントなのにヒドイ!と思いますよね。




話を聞きながら、私はふと思いました。




「プレゼントを渡しているのに、どうしてお父さんの返事が


「嬉しくない」なのだろう・・・。質より量にしても・・・プレゼントでしょ?


喜んで欲しいと思って買ったのに、どういう事なんだろう?」




結果、私の中で、仮定として

「もしかして、単に、Yさんの「誕生日だから、奮発した。


予算の関係で小瓶である。喜んでもらいたい」気持ちが、


お父さんにまったく伝わっていなかったのではないだろうか?」

が浮上してきました。




という事で、今度そういう機会があったら


「喜んで欲しい」という思いを、具体的に言葉にしてみた方が


いいですよ、と伝えました。




それにしても・・父の日に、お2人から「父親」が題材としてあがるとは


なかなか興味深いものです。




・・さあ、Yさん、その後、どうなったのでしょうか?




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Yさんより、 アイホージュへメールが来ました。




伊藤さま




先日はありがとうございましたー。お疲れさまでございました。




父の日スペシャル、さっそく実行でした。




「父の日だからお酒買ったよ、

予算の都合でこれになったけど、喜んでほしくて買って来たの


だから飲んでね」

みたいな感じで言えたら、なんだか普通に喜んでおりました。




今日も普通の家族のだんらん的夕食風景でした。




おお、確実に変化している!とぬるいビールもおいしく感じたくらい。笑




こうなると、朝のテンション低めのときのそっけなささえ

気になる度が減少する勢いです。




気持ちの変化ってすごい。




Sさんのお父様に対するEFTを一緒に見れたおかげで

似た感じのところにもアプローチできたみたいです。




感謝しなくちゃとか謝って欲しいとか、わたしもそうそう!と思いました。




いまさらですが、わたしは「ちち」と呼んでいますが、彼女は


どうだったのでしょう?






講座、わたしは今回受けてよかったです。




セッションだけだと、やっぱり依存しただろうし、

2回目直前のあせりを掘り下げたら出てきた、いろんなところに


つながってる 「自分には何もできない」というのも、持ったままだったと


思います。




やってみてからの質問も、やる際のコツも、対面で答えてもらえる心強さ、

しかもそれが自分仕様なので、わかりやすくて使いやすいのです。




Sさんと二人だけだったことで、がっつり聞けたし、

父親という共通の対象でEFTを擬似体験できたことによる変化もあったし、

食もみなさま地味好みで、うわさのつぶつぶで嬉しかったのでした。




あと、伊藤さんの「使えるようになってほしい!」の意気込みもたっぷりで、

レジュメがメモだらけになったのも嬉しいのです。




えーと、大人数でのセミナー講師が意気込みがないわけでなくて、

意気込みが100あるとして、100人で1ずつもらうか、50ずつSさんと


もらうかという違い。




少人数ばんざいです。




そしてこのメモが、ボールペンで書くことができるようになったのも変化です。




今までは消せるようにシャーペンだったのです。




完成形を汚さないように、元に戻せるように、だと思います。




わたし用の資料で、もらったものだけど、でも汚しちゃいけない、みたいな。




これも(EFTを)やったらなんか出そうかも。


というか出ないことって少ないかも。笑




(中略)




今の目標は、「食べ物の好みを話すように気持ちを表現する」です。


わたしがオールドファッション嫌いでもSさんは傷つかないし、

ポンデリングはおいしいよねーうんうん、という感じ。

伝わりますか??笑




※注)3人で雑談をしていた際に、「ミスタードーナツの何が好きか?」という

話になったのです。




3人とも見事に答えが分かれました。




●Yさん・・・ポンデリングが好み。オールドファッションは苦手。




●Sさん・・・ オールドファッション、シナモンなど、どっしりしたのを好んで買う。




●私・・・ エンゼルフレンチか、ポンデリング、チュロの歯ごたえが好き。


オールドファッションは母親が好んで買うので、目の前に出されたら

食べるけれど、自ら好んで買う事はない。




つまり、私もYさんもオールドファッションが苦手なのだけれど、だからといって

Sさんが傷つくっていう話ではないですよね。




食べ物の好みが違うからって、誰も非難するなんてないですものね!




>オトコも仕事も買い物も、わたしも選びますとも!笑




前から、別れるときのオトコは「お気に入りだったけど着なくなった服」と


似てると思ってたけど、今回は、買うときの選択の時点で


「八戸だと店少ないし、サイズ合うし、セールだし、それなりに似合うし


これでいいかー」だから大事に出来ないんだ!


だってそんなに「好き!」じゃないんだもん!と思い至りました。




ごめん、今までの人たち。


物たちも、ごめん。




理想とする男性像の中に、感情とお金のコントロールはいちばんに


入れることにしました。笑




人も、物も、行動も、基準が定まるって気持ち良いですね。




ではでは、ひとまず、感想文でした。


ありがとうございました!




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この後、私からYさんへ送ったメールがあるのですが


長いので次回に続きます。




Yさん、細やかに変化を重ねていますね。




それにしても


「オトコも、仕事も、買い物も、私が選んでいいのだ!」


には、大爆笑でした。




あまりにもステキな名言で、という意味で、ね。




これまで、誰かの顔色だったり、発言だったりを気にして


相手の事を基準に物事を決めていたのが


Yさんの人生のハンドルをYさんが握る、という状態に


移行しているのがわかります。




自分の基準って、いわゆる「ネガティブ」といわれる感情を


ありのまま認めて味わう事により、わかるようになってきます。




個人差があると思いますが、


自分の中の嫌い、がわからないと、好きってわからないものです。




これまでポジティブばかり見ようとして、何をどうしていいのか


わからなくなっている、自分の基準がわからない、といった方には


「ありのまま認める」は、オススメの方法です。




Yさんのメールを読んで、すごく驚いたのは


数か月話していなかったお父さんに、講座の後、お帰りになって


話かけた事でした。




そして、Yさんの具体的な思いが、お父さんに気持ちが伝わって


喜んでもらえて、何よりです。




今日は父の日なんだから・・


予算の関係で小瓶だけれどわかってくれるよね・・


という思いまで言ってしまったら、プレゼントの意味がないだろうと


思った方もいるかもしれませんね。




でも。


相手は、こちらの意図なんて、伝えない限り、何一つわからない場合も


結構あるのです。




喜んで欲しくて買ったんだ、そう言えたら、相手はひとまず喜んで


くれますよね。




例え、お父さんの喜びが、表面上であったとしても、です。


お父さんが、どう反応するかなんて、Yさんのコントロール下には


ありません。




もし、お父さんが、喜んだフリをしたとしたら、喜んだフリをしたお父さんに


責任がある、と私は捉えます。




Yさんに出来るのは、喜んで欲しいから買った、と伝えて、それを渡すまで


です。




それにしても・・視点が変わっていくと、人の行動は変わります。


もし、Yさんが、「お父さんは喜んでくれない」 という過去の思いを引きずった


ままだったら、今頃もまだ、お父さんと冷戦状態のままだったのかもしれません。




「新しい結果が欲しかったら、新しい行動をしてみる」を実際に


やってみたYさんの変化は、スバラシイと思います。




それでは、次回に続きます