青森で中国推拿と実用的なEFTを提供するアイホージュのブログ

青森県青森市で初のEFT(エモーショナル・フリーダム・テクニック:感情開放テクニック)と中国推拿(ちゅうごくすいな:整体)を提供しています。

完全予約制・女性専用のリラクゼーションサロンを主宰する、りんりんこと伊藤みつるのブログです。


テーマ:
今日は、お金(時間・労力・人間関係)の話です。


セッション前。
Rさんから「相談したい事がある」と連絡が来たのがきっかけで、事情を伺っていたのですが、改めて当時を振り返ってみると、彼女は当初、「相談」止まりで、セッションを受ける事は考えていなかったのだと思います。


Rさんから一通り話を伺った後、私は、「継続・離婚、どちらに傾くかはわからないけれど、Rさんを立て直す事で、改善の余地は十分ある」と判断し、その旨をRさんに伝えた上で、セッションをやるか・やらないかを確認しました。


ヒアリングの内容から、Rさんご夫妻に、金銭面での余裕は正直ないだろうと思っていましたし、その頃の彼女にとっては、セッションの料金は、躊躇する額だったと思われるのですが、「たぶんね、セッション料は、そのうち入ってくるから大丈夫」と話しました。


何故、私が、「大丈夫!お金は、そのうち入るから」と話をしたのかには理由があります。


「認めないオトナ」の状態では、時間・労力・お金・人間関係といった「財」のロスが多いのです。(認めてもらう事に、時間・労力・お金・人間関係が連動するとも言えます)


何故、ロスが多くなるのでしょう。


それは、自分で自分をありのまま認め満たす方法を知らない「認めないオトナ」の状態では、
誰かに自分を認めてもらう事で、自分を認めてもらい、欲しいものが得られると言う思い込みが生じている為、誰かに自分を認めてもらう事が、人生の目的になるからです。


必然的に、誰かに自分を認めてもらう為に、財(時間・労力・お金・人間関係)を使う事になります。


なので「認めないオトナ」の状態から「大人のありのまま」へ立て直す事で、まずはロスを減らします。


ちなみに、アイホージュでは、お金に関して、最初の段階では、
・ロスを減らす
・現在、手持ちのお金をコントロールする
事を目的に、ありのまま認める×EFTをしています。


ありのまま認め満たし続ける、この先を考えた場合。


小さいお金をコントロールできなければ、入ってくるお金も、大きなお金を持った時にもコントロールできないからなのです。


でも、小さいお金をコントロール出来れば、入ってくるお金も、大きなお金も、コントロールできるのです。


自分で自分をありのまま認め満たす事で、誰かに自分を認めてもらう必要がなくなると、必然的に、今まで不要に使っていた時間・労力・お金に「余裕」が生じます。


ありのままの自分に必要だと判断した時間・労力・お金は使うけれど、不要と判断したものには使わない。


だんだん、自分や自分にとって大切な人たちに、必要だと判断した時間・労力・お金を適切に使えるようになるのです。


Rさんは、ご自身の事を「お金を扱うのは得意ではないけれど、相手よりは私が扱った方が良いと判断して、家計は自分が担当している」とお話になっていました。


配偶者より堅実で、行動力があるRさん。
「大人のありのまま」に立て直したら、いけると思っていたのです。


そういえば、Rさんがポツリと
「・・・配偶者の為に、お金使いたくないなあ・・」
と口にした事があるのですが、まあ、本音よね。


それはそれでよしとして。


でも、配偶者の為というより、まずはRさんの為だから!!!と話した事を、遠い昔のように懐かしく思い出しました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


では、ここからは「認めないオトナ」の状態では、どのように時間・労力・お金・人間関係のロスが生じるのかを書きます。


改めて思い出して頂きたいのですが、ありのまま認める×EFTで言う「認めないオトナ」の「誰かに自分を認めてもらう」とは、どういう事でしょうか。


Rさんの事例で言うならば、
配偶者が、本当にRさんを認めているかは関係なく
Rさんが、配偶者に認めてもらえたと感じる為に
配偶者に対して、Rさんが何も言わなくても、Rさんの思いを全て察し、Rさんの思い通りに配偶者が動く事を期待する
です。


仮に、Rさんが、配偶者に対して、無意識のうちに、ご自身を認めてもらえる事を期待して、時間・労力・お金といったものを使い、思い通りの結果に至らなければ、必然的にRさんの中では


「こんなに尽くしたのに、自分を認めてもらえない」
「これ程頑張っても、自分は評価されない」
「利用された」
「都合よく扱われた」
「大事にされていない」
「愛されていない」
「分かってもらえない」
となります。


Rさんは満たされない為、このような事を考えます。


●配偶者が何を考えているか知りたい


→配偶者の考えを察して、配偶者の期待通りに動けば、私は配偶者に愛される
(配偶者に認めてもらえるし、欲しいものを与えてもらえる!)


●どうやったら、配偶者は私の方を向いてくれるんだろう

→どうやったら、配偶者は私を認めてくれるんだろう・思い通りに動いてくれるんだろう


このような背景から、Rさんは「■■すれば、配偶者から認めてもらえるはずだ!(配偶者が自分の思い通りに動くはずだ!)」という期待をもって、■■する為に、時間・労力・お金といったものを使い、行動します。


ただ、この方法は、うまくいかない(思い通りにならない)事が多いです。


「何で、わかってくれないの?」という配偶者に対する怒りと共に「やっぱり、自分を認めてもらえない」と感じて、少しずつ自信を失います。


仮に、うまくいった(思い通りになった)場合は、「まだ私の事を、少しでも愛してくれているのかもしれない・・」という希望になりますが、実は、落とし穴があります。


正直、うまくいこうが、うまくいかまいが、Rさんは「認めないオトナ」のループからは抜けられません。


うまくいかなかった場合は、何とかしようとして、
「■■して自分を愛してもらえないのは、自分に▲▲が足りないからだ!」
と言った具合に、自信を責めたり、発奮させたりします。


うまくいった場合は、「次は、配偶者の為に▲▲をやってみよう!」といった具合に、▲▲をしたら、さらに愛されるかも(思い通りに動いてくれるかも)という期待で、発奮します。


因みに、同じ事であっても、「大人のありのまま」の状態では、■■も▲▲も、配偶者に自分を認めてもらう(配偶者を思い通りに動かす事で、自分は愛されていると感じる)為に行っている事です。


配偶者の意を認めずに、一方的に自分の思い通りに動かす事を、「愛」とは呼ばないのです。


さて、■■や▲▲をして、配偶者に認めてもらえなかった(思い通りに動いてくれなかった)場合。


Rさんは、配偶者の反応・雰囲気・言動等を思い出したり、あれこれ考えたりします。


その為、
変えられない過去に意識を向け、労力と時間を使い、
今という時間を大事にできない
未来という時間を大事にできない
という流れが生じます。


このような時間を積み重ねると、だんだん、相手の一挙一動に疑いのまなざしを向けるようになります。


ほら、認めてくれない。(思い通りに動いてくれない)
ほら、わかってくれない。(思い通りに動いてくれない)
ほら、私を大事にしてくれない(思い通りに動いてくれない)
ほら、またやった(思い通りに動いてくれない)
と言った具合に、被害妄想の状態になります。


この状態を、何度も積み重ねるうちに、「配偶者は、私の事をわかってくれないし、大事にしてくれないし、愛してくれない事が事実である」と捉えるようになります。


だんだん、Rさんの中では、配偶者の一挙一動を捉えて、配偶者を見下したり、ばかにしたりする気持ちもうまれてきます。


こんな事もできないの?
普通、こういう場合は、こうするよね?
信じられない、こういう事、普通しないよね?



と言った具合に、まずは、Rさんの中で配偶者との関係が崩れていきます。


そのうち配偶者が何を言った所で、信用できない!と感じます。
こんな配偶者を選んだ自分がダメなんだけれど・・と自分も信用できなくなります。


我満に我慢を積み重ねて、配偶者に向けて実際に爆発した場合、関係がぎくしゃくします。


何とかしようとして、友人に「相談」を持ちかけて、時間や労力やお金や人間関係を使うけれど、ひたすら傾聴してもらった事で、自分を満たした場合は、自分は悪くない!悪いのは配偶者だ!と配偶者に対して、強気に出てしまう。


または、友人たちにアドバイスを聞いても上の空。
私が知りたいのは、そんな事じゃない!


この状況を、一気に私の思い通りにする為の方法を、誰か教えてよ!


という感じに、知らず知らずのうちに、時間・労力・お金・人間関係を使っているのです。


しかも、これ程に時間・労力・お金を使っているのに、関係は「崩れる・壊れる」に向かいます。


「認めないオトナ」の状態では、「内心はどう思っていてもいいから、表面上とにかく自分の思い通り」になれば良いのだから、うまくいった所で「表面上、現状維持。内心は互いにくすぶったまま」なのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ありのまま認める×EFTでは、収入を増やす取り組みをする時もあれば、しない時もあります。


仮に、増やす取り組みをしようとするなら、手持ちのお金(時間・労力・人間関係)をコントロール出来る段階に辿りついてからです。


※人間関係のコントロールとは、自分と相手の違いを尊重し、必要があれば合意点を見出し、実行する事を指します。


そうしないと、ロスが大きいのです。


「認めないオトナ」の状態では、地道な取り組みでは、何も変わらない、とにかく一発逆転したい、すぐに変わりたい、変えたいという思考になっています。


その為
・沢山の人に愛されるテクニック
・何もかも思い通りになる魔法
・幸運体質になる
・あなたもすぐに月収100万!1000万!
といった内容に、とても弱いのです。


・沢山の人に愛される とは
→沢山の人に認めてもらえた(思い通りに動いてくれた)方が、早く自分を満たせます


・何もかも思い通り、幸運体質になる とは
→沢山の人に認めてもらえた(思い通りに動いてくれた)ら、沢山の人の思考・行動が、思い通りになり、色々叶います


あなたが、何らかの事業をして、沢山の人に愛される憧れの対象になり、沢山の人が思い通りに動いてくれる「幸運体質」なのであれば、恐らく、すぐに月収1000万になれます。


でも、この手法を使えるのは、ほんの一握りです。


大抵は、憧れの対象の収入源や満たし係(カモ)になります。


その事に気づかず、
・憧れの対象に認めてもらえれば、自分も憧れの対象のように稼げる
・だから、憧れの対象に大金をつぎ込めば、それだけ大きな見返りがある
と言った具合に思い込んでしまい、すっからかんになるまで、ゲームが続きます。


この場合は、金の切れ目は、縁の切れ目です。
お気を付けください。


ありのまま認める×EFTでは、
カモにならないように(これが目的じゃないのだけれど)
自分がありたいように生きる為に、自分の視点・思考・感情等をありのまま認め満たしながら、(大人のありのまま)を育みます。

そして「憧れの人は、どのような立場で、どんな視点で、どんな目的があって、この話をしているのか」自分なりに考え、判断した上で、行動する力(主体性)を身に着けていきます。


自分の財(時間・労力・お金・人間関係)は、自分で守るのです。
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今日は、Rさんから見た、配偶者について書きます。

これまで、配偶者が問題や悩みにどのような対応をしていたのか、
エピソードを伺いました。

1・これまでの人生において、困った時には誰かが助けてくれて
何とかなっていた。

だから「何があっても、何とかなる!」という考え方の持ち主である。

2・小学生の頃、教師に大声で怒られた時、
「怒鳴られている最中、全く別の事を考えていれば大丈夫だとわかった。
だから、怒られても平気。」という話をしていた。

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まず1について説明をします。

配偶者の「何があっても、何とかなる!」は、実際に
「いつでも、どんな時でも、何があっても何とかなる」方法
なのでしょうか。

Rさんの話を掘り下げていくと、配偶者は

●現状把握が出来ない
→自分がどこで躓いているのかが、わからない

●自分がどうしたいのか、何をするのか、どこに行くのかが
わからない

→問題の解決または折り合いをつける事を先延ばしする

●時間の経過と共に、問題が大きくなるけれど、自分ではどうしていいのか
わからない

→さらに放置を続ける

●いよいよどうにもならなくなった時に、身近な人にSOSを出し、
問題を丸投げして、片づけてもらう

●見かねた周りの人たちが、配偶者に手を差し伸べてくれたり、
助けてくれたり、引き上げてくれたりするのを待つ

という事を、何があっても、何とかなる!と言っているというのが
明らかになりました。

周りの誰かや何かが、配偶者に手を差し伸べてくれる事が、
「何とかなる」条件なのであれば、
周りの誰かや何かから、手を差し伸べてもらえなければ、
いつまでたっても、何ともなりません。

時間の経過と共に問題が大きくなりますし、問題が大きくなれば、
その分、対応する時間や労力が必要ですし、負担も大きくなるのです。

配偶者のやり方は、子供の時分に成り立つ方法です。

30代の大人であるならば、自ら思考し、行動する力がない
「認めないオトナ」の状態にある
と判断せざるを得ません。

ちなみに「大人のありのまま」でいう「何があっても、何とかなる」とは

・現状把握をし、自分が、どこで躓いたのかがわかる

・躓いたところから、自分がどうしたいのか、何をするのか、
どこに行きたいのかがわかる

その上で
・言う必要のある事を言い
・聞く必要のある事を聞き
・やる必要のある事をやり
結果を待つといった、主体性をもって動く事を指します。

主体性を持つ事で、早い段階に問題に気づいて、可能な限り少ない
時間と労力で片づけられるのです。

もし、周囲にSOSを出す事があっても、上記と同じ流れで行います。

同じ「何があっても、何とかなる」であっても
「認めないオトナ」と「大人のありのまま」では、意味が全く違うのです。

次に2について、説明します。

●配偶者は小学生の頃、教師に大声で怒られた時、
「怒鳴られている最中、全く別の事を考えていれば大丈夫だとわかった。
だから、怒られても平気。」という話をしていた。

教師が、子供だった配偶者に対し
怒る事を通じて
言う事を聞かせようとした(思い通りに動かそうとした)際に
配偶者が本心を抑えて表面上、教師の言う事に従った場合

または、
教師が子供だった配偶者に対して
褒めることを通じて、言う事を聞かせようとした際に
配偶者が本心を抑えて表面上、教師の言う事に従った場合

その場における、教師の配偶者に対する評価は、
「言う事を聞く、良い子」になります。

「良い子」と褒められたり、その場を凌げたりする場合、
配偶者は無意識のうちに
「自分の本心を抑えて、表面上、教師に従ったり、合せていれば
うまくいく」と思い込みます。

成功体験を得た配偶者は、何か問題が起きる(怒られる)度に
怒っている人の言う事に、何も言わず、自分が表面上従い、
その場を凌ぎます。

成功体験が積み重なるうちに、配偶者には
自分がどうしたいのではなく、何をすれば人に自分を認めてもらえるか
(怒られないか・褒められるか)という思考・行動力が身に付きます。

仮に、配偶者が怒られている際に、教師に対して
「だって・・」
「こういう理由で・・」
と「自分が何故、そのような事をしたのか」を説明した際に
「言い訳だ!」「反抗的だ!」といった事を言われ、
話を聞いてもらえなかった場合。

配偶者は無意識のうちに
●「自分が、どうしたいのか」を自ら引き出す事がダメな事、
悪い事であると捉える
●「自分がどうしたいのか」を抑える事が良い事だと捉える
●「自分がどうしたいのか」自分の意見を持つ事が間違っていると捉える
といった事を思いながら
「聞いてもらえないくやしさ、苦しさ、悲しさ、つらさ、さみしさ」
といったものを、処理しないままに、抑え込む事になります。

日々の生活において、こういった場面は多々あります。

その度に、未処理の思いをどんどん増やして抱えたまま、配偶者は
子供の時期を経て大人になります。

人生は、1日、1日の積み重ねです。
人の成長も、一瞬、一時、1日の積み重ねです。

昨日迄「表面上、周囲に従う事で、誰かに認めてもらう」方法をうまくいくと
思い込んだまま、使い続けているのだとしたら、今日からいきなり
「自分がどうしたいのか」に沿って、主体的に動けるようにはなりません。

配偶者が子供の頃から表面上、本心を抑えて誰かに従い続けています。

本心を抑える事が良いと思っているので、自分がどうしたいのか(本心)を
自ら引き出す力が育っていません。

自分がどうしたいのかを自ら引き出せなければ、当然、何をする必要があるのか
どこに行きたいのかもわかりません。

その為、
・言う必要のある事がわからず、言う必要のある事を言えない
→言わなくて良い事を言う

・聞く必要のある事がわからず、聞く必要のある事を聞けない
→聞かなくて良い事を聞く

・やる必要のある事がわからず、やる必要のある事が出来ない
→的はずれな事をする、何もしない

という事が起こり、自ら問題を大きくする動きに出るのです。

また、最初に述べた通り、配偶者は問題が起きても、現状把握が出来ない上に、
主体的に動けません。

よって、躓いた事に気づいて、自分を立て直す事が出来ません。

「何があっても何とかなる!」と思いながら
来るか来ないかわからない助けを待つのか。
配偶者が困っているのをRさんが察して、Rさんが動いてくれるのを待つのか。

・・・誰も来なかったら、どうするのでしょうね。

さて。
今、大人になった配偶者に、ありのままのあなた(配偶者)で良いんだよと
言ったとしましょう。

配偶者は
「自分が、どうしたいのか」を自ら引き出す事がダメな事、悪い事である
「自分がどうしたいのか」を抑える事が良い事だ
「自分がどうしたいのか」自分の意見を持つ事が間違っている
という経験を積み重ねているのだから、無意識のうちに、
ありのままの自分を表に出したら、周囲に否定される!嫌われる!と感じる
状態にあります。

でも、反対に、ありのままの自分を抑えたら、その場が凌げた、褒められた、
自分の欲しいものが得られたといった成功体験(思い込み)がいっぱいあります。

ありのままの自分を表に出したい
でも、嫌われるのが怖いから出せない
嫌われるくらいなら、ありのままの自分を表に出すのを我慢しよう
我満して、その場を凌いだ
モヤモヤした思いが、積み重なっていく
でも、どうしようもない
見なければいいんだ


どんどん、悪循環にはまっていく事を「何とかなる」と思ったまま、
配偶者の我満大会は、この先も続きます。

我満は美徳と言いますが、
「我満した結果、問題が大きくなる上に、自分が苦しい」のであれば
その我慢は、本当に美徳なのでしょうか。

(「大人のありのまま」と「認めないオトナ」では同じ我慢でも、
意味が全く違います。)

そんな訳で、Rさんが、
「何で、~してくれないの」
=私の思いを察して、私の思い通りに動いて、私の事を愛している、
大事にしているって感じさせてよ!安心させてよ!
と訴えた所で

配偶者は、表面上、Rさんの言う事に従ったり(我慢する)
話を聞いているフリをしてはいるけれど、心ここにあらずの状態で
ある上に、言う必要のある事を言えず、自分を抑えています。

何か言われる度に、内心、俺、どんなに頑張っても否定されっぱなしと
感じます。

俺、家の中では、自分を認めてもらえない。居場所がない。

そう感じた場合は、外に癒し(認めてもらう)を求めるのは
当然の流れです。

でも、彼は自らRさんとの関係回復の為に動ける状態にはありません。

外へ癒しを求めるのは
「何とか表面上、平穏にRさんとの婚姻関係を保つ」為
なのだと思われます。

ですが、Rさんは配偶者が外に癒しを求めると、自分の存在を蔑ろにされた、
否定されたと感じます。

こういう流れが、日常にあるというのは互いにとってストレスです。

女性の場合、
「男性に引っ張ってもらいたい」という思いを抱く事があります。

Rさんの場合、配偶者の方が少し上なので、何となく、配偶者に引っ張って
もらいたい気持ちを持っていました。

Rさんは空回りをしてはいるものの、行動力のある方です。

配偶者は、その場凌ぎか、何もせずに周りが変わるのを待つタイプです。

Rさんが主体的に関係を修復したり、物事を進めたりする方が良いと判断しました。

配偶者の「認めないオトナ」の対応は、人によってちょっとした癖がありますが
基本的な動きはパターン化しています。

Rさんが配偶者のパターンを理解するならば、対応がしやすくなりますし、
Rさんの対応によって、配偶者の反応は変わってきます。

ただし、配偶者が「認めないオトナ」に居座り続けようとするならば、
お二人の関係は壊れます。

この先どうなるのかは、配偶者が、Rさんについてこられるかどうかが
カギとなります。
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今日は「誰かに自分を認めてもらいたい」と多くの人が欲するけれど
実は、塩梅が非常に難しいという話です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて。
Rさんが、「自分で自分をありのまま認め満たす」取り組みを始めて、
すぐの辺りの頃。

このようなメールをいただいた事がありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

久しぶりの友人たちとの集まりに出かけた際、
ちょっと旦那と色々あったという話をした時に
(あまり話したくなかったので、深く話はしなかったけれど)

私の友達は、私を思ってくれるのはわかるけど
大抵は、配偶者の事を悪く言うんです。

それに対して、悲しい、旦那は悪くない、でも旦那はダメなのかな、
旦那から離れた方がいいのかなとか、複雑でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも、Rさん、何をしたかったのでしょう。

自分がどうしたいのかを意識する・しないにかかわらず、Rさんは
●何らかの理由によって
●何かが欲しいとRさんが思ったから
●欲しい物を得るために
●友達に話をしている
のです。

あまり話したくないと思ったのに
夫婦間で起きていることを
わざわざ第三者である友達に話して迄
Rさんが、得たいと思っていたもの
あるいは、得られると思ったものは、何だったのでしょう。

それは「友人たちに、私の事を認めてほしい」という事です。

誰かに自分を認めてもらう事には、2種類あります。

1・学業、仕事等、取り組みに対する他者からの評価
2・自分の思考・言動等を他者に肯定してもらうこと

ここでいう「私を認めてほしい」は、2を指しています。

2の状態は、本来、子供がやる事です。
大人がやる事ではありません。

小さな子供は、周囲の大人たちとの言葉を使ったコミュニケーションを通じて
2の「誰かに自分を認めてもらう」状態から、
少しずつ自分で自分の思考・言動等をありのまま認める事を
身に着ける必要があります。

その過程で、
自分で自分をありのまま認める事を通じて
自分はどうしたいのか
自分が望むところへ行く為に
何をする必要があるのか
といった主体的に思考・行動する力を、少しずつ積み重ねながら大人になります。

大人になればなる程、積み重ねた力が大きくなります。
発揮する力も当然、大きくなります。

ところが、肝心の大人が、2・「誰かに自分を認めてもらう」必要があって
「大人のありのまま」を身につけていない場合。

子を自分を思い通りに動かす事を通じて、子に自分を認めてもらう動きが出ます。

子は子で、大人に認められる為に、自分の意見を抑えます。

子は、自分の意見を言ったり、持ったりしてはだめだけれど、
自分の意見を抑えて、大人の言う事を聞いたら褒められた、
ご褒美がもらえたといった経験によって

「ありのままの自分の意見は抑えて我満して、大人に従いさえすれば、
自分を認めてもらえる上に、欲しいものをもらえる。」
という思考・行動する力(問題の解決方法)を身に着けます。

この方法を、色々な場面で応用しながら大人になった場合。

知識を身に着け、体も大人になった状態なのに、問題や悩みに対応する際には
「自分の意見を抑えて、あなたの意見に表面上、従ったのだから、
あなたは私が何も言わなくても私が我慢している事を察して、
私の我満を認めてくれると共に、欲しいものを与えてくれるのが当然だ!」
振る舞う事になります。

Rさんの場合。
セッション前、自分で自分をありのまま認め満たす事が身についていなかったので、
誰かに自分を認めてもらう必要がありました。

Rさんが多くを語らずとも、
友人たちが、Rさんの思いを何となく察して、
・Rは悪くない
・可哀想に
・大変だね
・よく頑張っているね
といった具合に、ひたすら同意してくれたり、聞いてくれたり、
Rさんが漠然と思い描いた反応を、友人たちからもらう事で、
Rさんは、友人たちに認めてもらえたと判断します。

誰か一人に認めてもらうよりも
多数の友人たちにRさんの思いを認めてもらう方が、
手っ取り早く、自分を満たす事が出来ます。

Rさんは、周りの友達によって「一気に自分を満たせた」時に、次の段階に進みます。

次の段階で、Rさんから出てきたのは
「私を思ってくれるのはわかるけど、大抵は、配偶者の事を悪く言うんです。
それに対して、悲しい、旦那は悪くない、でも旦那はダメなのかな、
旦那から離れた方がいいのかなとか、複雑でした。」
です。

なぜ、友人たちは、Rさんの配偶者を悪く言ったのでしょうか?

Rさんが、あまり話したくないと思ったのだから、夫婦間で起きていることを
友人たちに話さなければ、そもそも、悪く言われる事はありません。

Rさんが、ご自身が何を欲しいのかわからないまま、友人たちに話をし、
配偶者の悪く言われるような展開に仕向けたのが誤算です。

Rさんは、友人たちに、自分の言い分を認めてもらって、味方をしてくれる
止まりであって欲しかったのだと思います。

ただただ、Rさんの話す事に、
うんうん、そうだね、あなたは悪くない
と言った事を、友人たちに言ってもらうに留めてほしかった。

友人たちは、Rさんが、何を求めているのか何となく察したとしても、具体的には
わかりません。

Rさんは「認めないオトナ」の状態にあったにせよ、大人の対応をする事は出来ます。

それは、ご自身が欲しいものをわかっていた上で、欲しいものを提示する事です。

「とにかく、私の事を認めてほしい」という事を、自らわかっていたのであれば、

友人たちに
「今から、配偶者とうまくいっていない話をしたい。
私の話す内容を聞いて、あれこれ言いたくなると思うんだけれど、言わずに
私の話、ひたすらうんうん聞いて欲しい。
そうしたら、私、落ち着くから。お願いしてもいい?」
と言って、お願いすれば良いのです。

そうすれば、Rさんは聞いてもらってすっきりします。

友人たちにも、
「聞いてくれてありがとう。みんなのおかげですっきりした、助かったー」
と言えますし、友人たちもRさんの役に立てて、良かったと思うでしょう。

ただし、これは、Rさんが欲しいものを提示した際、友人たちがRさんの話を聞く事に、
同意してくれる事が条件です。

友人たちが同意していないのに、
「友達だから、私が困っているのだから、話を聞いてくれるのが当然だ。
私がこんなに困っているのに、聞いてくれないなんて、ひどい。」
と、ぶつけてはいけません。

同意してもらえないのは、Rさんを否定している訳ではありません。

友人が、その話を聞きたくないのだとしたら、聞きたくないと思っている事を
尊重します。

お互いの交友関係を壊さない為に、話を聞いてくれる、別の人を探した方が良いです。

いくら同意してくれるといっても、常に一人にお願いし続ける場合、
相手の負担になるので、話を聞いてもらう人は、複数いる方が良いです。

忘れないでほしいのは、聞き手は、友人であり、他人であり、
「Rさんの思い通りに動かして良い人」ではありません。

自分を認めてもらう為に、話を聞いてもらう事は、友人の人生の貴重な時間や
労力を使う行為でもあります。

仮に、Rさんが、友人たちにひたすら自分を認めてもらえて、自分を満たせたと
思っても、安心してばかりはいられません。

人間というのはなかなか勝手です。

友人たちに、いっぱい認めてもらえたと感じているのに、
ひたすら同意ばかりされ続けると、今度は、
「ちょっと、うんうんうんうんばかり言っているけれど、
私の話、ちゃんと聞いてる?真剣に聞いていないでしょ?」
と言った具合に、友人たちに不満を抱きかねません。

加えて、「認めないオトナ」の状態では、
友人たちが、Rさんとは別意見を言おうものなら、
(友人たちに、自分をわかってもらえない、自分を否定された)に繋がっていきます。

前にも触れましたが、私は、セッション中、クライアントさんが友人たちといった
第三者に相談しないようにしてほしいと伝えています。

一番は、自分で自分を満たす力をつけていく必要があるからです。

また、誰かの意見に従えばうまくいくという思い込みから、
仮に友人たちが口々に「わかれた方が良いよ」と言った場合、鵜呑みにする動きも
出かねないので、注意が必要なのです。

もし、どうしても友人に話したいなら、自分が欲しいものをわかって話す事。
自分の意見をしっかり持つ事。

それから、これから書く事に十分留意する事。

落とし穴があるのです。

友人たちが、Rさんの思い通りに話を聞いてくれていた場合、Rさんは
「何だか安心した、これで何とかなりそうな気がする、頑張れそうな気がする」
という高揚感を得ます。

「認めないオトナ」の状態では、
「私は、認めてもらえたのだから、欲しい何かが得られるはずだ」
という無意識の思いが、生じます。

Rさんの事例でいうならば、
「(友人たちが、私を認めてくれたのだから)私、何か頑張れそう
(この先、何とか離婚は回避できそう)」
と言った、高揚感が湧きます。

ただ、あくまで高揚感止まりです。

現状において、Rさんは、
●友人たちに話を聞いてもらった
●高揚感を得た
までです。

離婚回避について、具体的な対応は何もしていません。

この高揚感が、次なるトラブルの引き金にならないとも限りません。

Rさんの状態は、
「配偶者が思い通りに動く事で、愛されている、大事にされている、
わかってもらえる、受け入れてもらえている」
といった状態になっています。

ここで、友人たちとの集まりに出た事により、
「友達が(私の思い通りに話を聞いてくれた事で)私のつらさをわかってくれた。
だから、配偶者も、本当に私の事を好きなら、
私の思いをわかって変わってくれるはずだ。」
という思いに至る可能性が高いのです。

そうなると、前回も述べたように、Rさんは、
自覚なきまま、配偶者を自分の思い通りに動かそうと仕向けます。

配偶者は「どんなに頑張っても、俺否定されっぱなし」となり、
離婚の可能性が、上がるのです。

と言う事で。

「誰かに認めてもらいたい」状態では、ひたすら傾聴&ひたすら同意を望みます。

ですが、実際にそれで満足するのは一時であり、少しばかりの安堵や高揚感を
得るまでであり、現実は何も変わりません。
それをわかっている必要があります。

安堵や高揚感を得た段階で、これらを利用し、必要な次のステップに進めたら
いいのですが、いかんせん「大人のありのまま」の自分がどうしたいのかに
沿って考える力・行動する力が、身についていません。

自分で自分をありのまま認め満たしていたら、自分の思考・言動次第で
現状を立て直せる事は結構あります。

ですが、「誰かに認めてもらう」場合、
自分の人生は、常に誰かの動き次第になってしまうのです。

これに気が付けなければ
「認めてもらえたら、ご褒美がもらえる、現実が変わる」
という思い込みのもと、誰かや何かが自分の思い通りに変わる事を期待しながら、
それが一向に起こらない事、現状が悪化する事に、
なぜこんなに頑張っているのにうまくいかないのかと失望してしまうのです。

「誰かに自分を認めてもらう」という事については、
「認めてもらえる」部分だけに意識が向きがちですが
全体で眺めると、他人と自分との塩梅が非常に難しく、
トラブルを招きやすいのです。
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