腰痛とアロマテラピーの効果 | 体の悩み解決ブログ

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アロマテラピーは女性だけの特権ではない、、男性経験者の多くがこう言います。どのような抵抗感があるのかといえば、アロマは香りが香水をイメージさせる、WEBサイトでもテレビでも女性が施術を受けているシーンばかり、男がそこまでリラックスしても仕方が無いという風潮がある、、などです。


結論から言えば、アロマは女性以上に男性が試すべきトリートメントでもあります。肩凝りや腰痛に悩む男性は、つい筋力アップや血行を高めるなどの対策を取ってしまいがちですが、現代社会ではストレスの解消を省いて解消できるようなものではありません。


そしてストレス解消の切り札こそがアロマともいえます。ローズマリーやラベンダーなどのトリートメントを受けることは、他のどのようなリラクゼーションケアとも違った趣があるものです。


またアロマでは精油を使用しますが、このアロマのトリートメントにも種類があります。アロマポットを使用して芳香浴をしたり、アロマで作る温湿布、アロマバス、そしてマッサージなどが主ですが、もっとも簡単なのは芳香浴です。また例えば腰痛には温めたり揉んだりするのが効き目がありそうですが、やはりアロマポットだけでは物足りないかもしれません。


例えば冬場は特に腰には温めが肝心です。冷すと筋肉が固まって一気にぎっくり腰に発展することもありますので、中年以降の方は特に要注意ですが、通常の入浴にアロマを加えて全身浴をするとかなり効果が高まります。浴槽にいつものように湯をはったら数滴の精油を落とすだけ、また精油は固まりやすいのでよくかき混ぜることもポイントです。


自律神経の作用を調整するため、、つまりリラックスしたければ温めのお湯で15分程度、またリフレッシュしなければならない場合は熱めにして短時間の入浴がポイントです。


アロマは特に筋肉が疲れた状態で起こる腰痛症には最適なケアですが、運動不足や悪姿勢といった生活習慣病を引き起こす一番の原因にも、冷え性やストレスから来る筋肉痛にも効果があります。


またアロマの種類にも様々ですが、腰痛に効くものといえば、ラベンダーやローズマリー、レモングラスやペパーミントなどがあります。これらを日々の腰の状態、ストレスの状態などに応じて使い分けている方も多いようです。アロマバスの他には痛みのある部分に温湿布をしたり、トリートメントとして軽いマッサージを腰だけでなく下半身全体にケアするのも効果的です。


また腰痛が無い方にも、アロマは予防策としてお勧めです。疲労回復や新陳代謝を活性化する作用もあります、アロマバスであれば腰痛予防の意識を高めるためにも使いやすい方法です。


また温湿布も意外に簡単に作ることができます。洗面器に熱めのお湯を張ってから精油を数滴たらし、よくかき混ぜてからタオルを入れて絞ります。やけどしないように半分ぐらいを浸して濡れていない部分を絞ったらそれを腰にあてます。また密閉効果を高めるためにサランラップを使用するかたも多くいます。できればアロマバス→温湿布のケアがより効果を高めますので、手っ取り早く準備できるように道具をセットしておくとより長い温熱効果、アロマ効果を持続させることができます。


その他、アロマによるマッサージについては、一般にトリートメントの部類に入るものとして認知されています。つまり、腰痛に効果のあるマッサージ事態は治療行為ですので、マッサージ師の免許がなければできません。またマッサージ院では衣服の上から指圧をしますが、アロマの場合は直接肌に触れますのでアロマテラピストの資格を持つプロに任せるのが妥当です。アロマテラピストはツボ刺激を含めたマッサージを施術します。


腰痛に大きく影響する冷え性、下半身の冷えの解消には、ローズマリー、クラリセージ、ジュニパー、スィートマージョラムなどが効果的です。これらの精油を使った全身浴や半身浴、そして足湯、足浴も効果があります。足湯は足の血行を高めますが、最近は足にむくみや凝りがあって悩んでいる方も多くいますし、足の健康は冷え性や腰痛以外にも全身の血行をたかめ、また内蔵の復調にも効果があります。またバスソルト、塩を入れた入浴も血行を高め、発汗作用を大きく促します。天然の塩を大さじ1杯程度、そして精油を数滴入れてからかき混ぜ、それを浴槽に入れてかき混ぜます。ついでに入浴前に冷水で足を刺激するとますます血行作用が高まります。


ちなみにアロマで使用される精油はエッセンシャルオイルと呼ばれる植物の香りの成分が濃縮された液ですが、ある程度注意をして取り扱う必要があります。まず精油、その原液は濃縮度が高く、直接肌に塗ると刺激が強すぎますので、キャリアオイルと呼ばれる専用のオイルを使用して希釈するのが常です。間違って飲んだり、目薬にするなどは厳禁です。西洋では内服している方もいるようですが、専門家の診断は必須です。


その他には引火の恐れもありますので、コンロやファンヒーターなどの傍に置かないこと、高齢者で病気がある方も香りの強さに反応しやすい方がいますので、しっかり管理して、使用する場合も量を加減することが大切です。


上手に使えば、香りを作って部屋の芳香にもとても便利ですし、女性には手作りコスメもちょっとした人気があるようです。


内服や注射などでリスクを高めずに済むアロマは、腰痛にはとっておきの治療薬と言えるでしょう。今後より多くの男性がアロマに夢中になれば、気持ちのよい状態で仕事をし、生活をエンジョイする方も増えてくるでしょう。