こんにちは。
西川久美です
昨日初めていらした患者さんの症例です
30代男性のSさん。
10年前にヘルニアになって、
その後は筋トレをして
自分での対処方法を作って実践していたそう。
いつも、その筋トレをすると
荒治療だけど良くなる。
だからそれをずっと続けて来たとのこと。
しかし、
今回はどうにも良くならない
という事で、ご来院されました。
じっと同じ姿勢にしていられない症状もあり、
ずっと立っているのも、
ずっと座っているのも辛い。
足を伸ばしているのが楽かと思えば、
曲げたくなり…。
ご自身の主張としては
『どこが痛いのか、はっきりわからない。
とのかく、腰がはっているという状態。』
検査では、
前屈しようと思っても
5度も曲げられない。
ヘルニアによくある
症状とは逆です。
腰の筋肉の緊張をとると
少し楽になり、
その後、まずは
腰の椎間板を伸ばし
楽になった状態から
全身の調整に入りました。
少し調整を進めると
『右腰が脈打つ感じになってきた!』とのこと。
これって、
調整しなければいけないところが
はっきりしてきたということ!
身体が整っとくると
原因が見えやすくなります。
確かに、最初の立位検査でも
腰椎は右に寄っていました。
こんな感じ
経験上、
骨盤の状態、
腹部の緊張の度合いから、
ここ、
股関節を調整しなければという事で、
今日は前屈も30度まで出来るようになり、
じっと仰向けになることも
じっと立っていることも出来るようになりました
※写真画像は『股関節・骨盤の動きとしくみ』より引用
前回紹介した
腰が伸ばせなかった方の場合も
腰とは別の場所に原因がありました。
※前回記事はこちらから
だから、全身をみる事が
とっても大切。
特に、あまり症状が良くなっていかない場合は
原因が2つ以上になったりと複雑化している事が
多いです。
Sさんも、椎間板の圧迫もひとつの原因。
もうひとつの股関節も調整していくことが
改善への近道になりそうです。
目標は
土曜日から元気に新婚旅行に行くこと
しっかりケアしたいと思います
『ピン』ときた方は是非お電話ください
おがさわら治療院グループ
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