手術当日(入院2日目)
2008年1月8日火曜日
子宮頸部円錐切除手術、当日。
7時、体温・血圧をはかりに来た看護士さんに起こされる。
睡眠導入剤(レンドルミン)を飲んだにも関わらず、実は超寝不足・・・。手術前だというのに・・・。
同じフロアの産科は母子同室のため、しょっちゅう赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたり、
泣いてる赤ちゃんを連れて廊下を歩いてるとか、
看護士さんの見回りのたびに目が覚めたり、
何度も何度も目が覚めちゃってました・・・・。
飲食禁止なので朝ごはんは無し。
昨夜に引き続き、2度目の下剤の座薬。
10分以上はガマンしてね、といわれ、10分でギブアップ。
8時、胃酸を押さえる胃薬(ザンタック)を少量の水で飲む。
9時、ダンナ到着。
思ってたよりかは気持ちは落ち着いてたと思う。
手術着に着替える(中はパンツのみ)。
手術後はずーーっと寝たきりになるので血栓予防(エコノミークラス症候群)のために、
ピタピタのハイソックスを履く。
足先が出てるのは、たぶん爪の色を見るためだと思う。
(エコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢でいるとカラダのアチコチに血の塊ができて、最悪 死 につながる)
点滴開始(ヴィーンF注)。
点滴も始めての経験。
1回で入ったし、思ってたよりも痛くなかった。よかったぁ~。
点滴をガラガラ引きながらトイレに行ってみたり。
ただ、左の親指は怪我してて(爪が剥がれてます)、右手首には点滴が刺さってて、
両手が自由に使えずトイレがなかなか大変・・・・。
(怪我をしてる左に点滴を打ちたかったが、イイ血管が見当たらず・・・)
10時30分から手術予定だったけど、
10時50分頃、廊下に移動用ベットが来て乗る。
が、座薬効果でまたトイレに行きたくなりトイレに行く・笑。
紙製のシャワーキャップのようなのを頭にかぶり今度こそベッドに寝て、
看護士さんから腕(肩らへん)に筋肉注射をされる(麻酔が効きやすくするための注射)。
この注射でウトウトと眠くなっちゃう人も居るらしい。
(↓廊下でストレッチャーに乗った写真)
エレベーターに乗って手術室へ移動。
手術室の前に到着したら脚ががガタガタ震え出した・・・。
動画↓(笑)
手術室入り口でダンナとお別れ。
「ドラマみた~~~い♪」と言ってた覚えがあるが、
もうココから私の記憶があまりありません・・・。断片的な覚えです。
気が付いたら、もう手術は終わり自分の病室のベッドの上。
なんとなーく隣のベットに新しい人が入ってたことを察知。
とにかく眠くて眠くて、目が覚めても意識もうろうでまた夢の中への繰り返し。
あれだけ怖がってた下半身麻酔(腰椎麻酔)だけど、
手術室に行く前に打った筋肉注射で眠くなってしまったようで、
腰に針を刺しても「ぜんぜん痛くなーーーい」って言ったきもしたような、
ぜんぜん記憶にないような・・・。
つまり、全く痛みや怖さを感じずに済んじゃった!!!!
あと、なんとなーーく、
手術室に入ってスタッフさんたちに囲まれて足がガクガク震えてたことと、
手術室の中に入っても「ドラマみたーーい」って言ってたような気がする。
全身麻酔並みに楽々に済んでよかったけど、
今にして思えば、もっと手術の光景を見てみたかった気もする・笑。
楽々に済んじゃったから、こんなこと言えるんだろうけど。
私はお酒を受け付けない体質(飲むとすぐ脈がドクドクしちゃって体調悪くなる)なので、
手術室に移動する前に打った筋肉注射が効き過ぎて、
意識朦朧になって記憶が断片的になったっぽいようです。
手術室に入る時の私、ちょっとラリってるっぽいなぁ~って見えたらしいです(ダンナ談)。
手術室には1時間半ぐらい入っていたらしい。
後からダンナから聞いた話によれば、
手術後 病室に戻ってからは、
時々目を覚ましては ふにゃふにゃ と何かをシャベってるんだけど、
何をしゃべってるかよく分からなくて、
そしてすぐイビキをかいて寝るの繰り返しだったらしい・笑。
そんな出来事、ぜんぜん私の記憶に残ってません!
手術後、なんとなーく私が「枕ほしい」と言った気がしたらしくダンナが頭を高くしてくれたらしいんだけど、
看護士さんから「まだ枕ダメです」って言われたらしい。
たぶん、麻酔の合併症の頭痛防止のため。
酸素マスクされてます
バイタルチェック
んで、生理痛と同じ痛みで目が覚め、
「お腹が痛い~~い!」って看護士さんに一言訴えて、
看護士さんが痛み止めの点滴を入れてくれて、すぐ私は夢の中へ。
何時の出来事か分からないけど(夕方~20時の間)、
目が覚めたら、今度は猛烈にオシッコいきたい感覚になる。
この時、はじめて意識がバッチリ戻った。
麻酔のせいで脚がシビれている。
膀胱がパンパンな感じ。
初めてナースコールする。
オシッコは管から自動的に排出されてるので大丈夫よって言われるが、とにかくオシッコしたくてツライ!!!!
子供のように半べそで看護士さんに必死にツラさをアピール。
すると、「1人部屋に移動する?」と聞かれ「移動します!」とベットごと個室に移動。
よっぽど 私うるさかったんだろうな・笑。
尿管のせいかもしれないって尿管を挿し直してくれるが(麻酔がまだ効いてて痛くなかった)改善せず。
どうやら、止血のために膣内にガーゼが入ってるのが原因らしい。
明日の朝までガマンしてと言われ、絶望感いっぱいになる・・・・・・・。
(同じ手術をした人のブログなど沢山見たけど、このような症状の方は1人も居なかったので、これから手術の方は心配しないでくださいね。)
意識がちゃんと戻って気が付いたことは・・・。
手術着から浴衣タイプの寝巻に着替えさせられてて、
そして、お産パット&紙オムツ&T字帯を装着されてた。
手術室に入るときは手術着の下にパンツを履いてたので、
私の知らない間にパンツをぬがされたんだろな・・・。
夕方に一旦帰宅してたダンナがまた病院にやってきたけど、
元の2人部屋に私の姿がなく何か起きたのかとビックリしたらしい。
あれだけずっと寝てられたのに、
膀胱パンパン感でなかなか寝付けず。
寝れたとしても、「もう夜中の2~3時だろう」と思い時計を見るとまだ23時とか・・・・・・・。
長い。長すぎる夜だ。拷問だ。
尿管がヘンな感覚あってイヤだった・・・
ってよくブログとかに書いてあったんだけど、
私は尿管が入ってる感覚が全くありませんでした。
軽~~~く吐き気がした。
看護士さんに言ったら、吐き気止めの点滴を入れてくれ治った。
麻酔の合併症?????
軽く済んでよかった。
頭を高くしたいと言うと、頭痛防止のためダメって言われる(普段、枕高くなきゃ寝れないの)。
左腕に血圧測定のベルト、左指に心拍を計るモノ、下半身には尿管、右腕には点滴、
足にはエコノミークラス症候群防止のためのマッサージ機。(酸素マスクは夕方には外されました)
アチコチを管などで繋がれてた。
血圧は、30分ごとぐらいに自動的に測定がスタートして、ベルトが膨らむからソレでイチイチ目が覚めてしまう。
足のマッサージも、常に動いてるし・・・。
そして、他の部屋や廊下からは赤ちゃんの泣き声・・・・・。
そして、たぶんこれからお産の方の陣痛の進行などを調べるためなんだと思うけど、お腹の赤ちゃんの心音?ボコッボコっていう音がどこかの部屋のスピーカーから聞こえてくる。
今夜だけは・・・今夜だけは勘弁してください・・・・・・・。
あと、微熱が出てて暑かったので、
家から持ってってた扇子でパタパタしてました(病院って結構暑いから扇子やうちわ便利だよ)。
ノドが乾いてもガスが出るまでは飲食禁止なので、
看護士さんが来るたびに水差しでクチに水を入れてもらって、うがいしてペッと出す。
ツバを飲み込むとノドが痛んでしまい、「あーもしかして風邪ひいたかも・・・・最悪」と心配になる。
そして、麻酔の合併症の頭痛防止のため頭は動かしてはいけないので、
ずーーーっと寝たきりで腰が痛くて痛くて・・・・
そして、ずっと飲み食いしてないのでお腹が空いて空いてツラかったぁぁぁぁぁ~。
でも、お腹が空くってのは元気な証拠!と自分に言い聞かせて自分で自分を安心させてました。
こんな感じで眠れぬ夜を過ごしました・・・。
くどいようだけど、膀胱パンパン感は ごくまれ な症状だと思うので、ホントに心配しないでね。
後にダンナから聞いた話。
手術後に病室に移されて、私は浴衣タイプの寝巻姿になってたんだけど、
前がはだけてて ずっとおっぱいポロリの姿だったらしい・笑。
看護士さんが来てもおっぱいポロリで放置だったらしい。
はっ、恥ずかしい・・・・。
下半身も絶対にオムツにT字帯が全開だっただろうけど、下半身には布団がかかっててセーフだったそうです・笑。
入院3日目
につづく・・・