おはようございます☆

前回お話した内容の続きですので、まだ読まれていない方はコチラからどうぞ。

ここ最近の相談が多い順位は・・・

1位 お尻

2位 太もも

3位 お腹周り

4位 顔

となっています。

ですので、まずは垂れたお尻ツンとしたお尻にするために!!

前回のお話では、足の小趾側(小指側)を意識しながら、足を広く使いながら歩くということをお話させていただきました。

今回は、なぜ足を広く使うことで、ツンとしたお尻を獲得できるのか・・・。

それをお話していきますね☆

まず、私達理学療法士の世界では、誰もが知っているお話なのですが・・・

足の裏の小指側に、小趾外転筋と言われる筋肉があります。

右足を裏から見た画像です。

小趾外転筋


この小趾外転筋が歩行中に使うことが出来ないと、いくらウォーキングをしても、お尻をツンとさせることは出来ません


まぁ・・・よくわからないですよね?

なんで、足裏の筋肉がお尻と関係しているのか?

人間の身体は、複雑にできているので、ものすごく省いて簡単に説明しますね☆

歩く時は、まず最初に踵から地面に接地しますよね?

その後の流れとして、上の図で説明すると・・・

踵の外側

小趾外転筋

小趾対立筋

短小趾屈筋

母趾内転筋

母趾


という流れで地面と接していきます。

それに股関節の動きを付け加えてみると、

踵の外側(屈曲位)

小趾外転筋(屈曲位)

小趾対立筋(中間位)

短小趾屈筋(伸展位)

母趾内転筋(伸展位)

母趾(伸展位)

股関節屈曲という動きは、前に曲げる。

股関節伸展は、足を後ろへ伸ばす。

この股関節伸展の動きが、お尻をツンとさせる為の筋肉・・・

大殿筋!!

小趾外転筋大殿筋。この関係性が大切なんです。

股関節屈曲から伸展の切り替えのスイッチとなる筋肉が、

小趾外転筋なんです。

ということは、この小趾外転筋が最初に働かなければスイッチが入らないので、

大殿筋が働きません。

これは、研究で実証されており、理学療法士の中では通説となっています。

ですので、この小趾外転筋を歩行中に働かせることが出来れば、

今までと同じ生活を送るだけで、自然とお尻が上がってきます。

特に食事制限も必要ありません。

外反母趾も予防できます。

O脚もX脚も予防できます。

少し専門過ぎましたかね?

小趾外転筋大殿筋の関係。

ツンとしたお尻を作りたい方は、

是非小趾外転筋を使えるようになりましょう!!

難しくて分からない方は、コメントやメッセージをくださいね☆

理学療法士 西山祐二朗