原油価格高騰ー週末24日の原油価格(終値)は驚きの大幅反落 |  ∞ 月の欠片 ∞

原油価格高騰ー週末24日の原油価格(終値)は驚きの大幅反落

 今日のアップはやや遅くなった。しかし、急いでイギリスのEU離脱問題について世界経済、サウジ経済などのニュースをチェックしたためだから、ストレスは溜まらなかった。天気もやや改善。気温は高くじめじめだが、まだ梅雨だから。もうすぐ梅雨明け?
 24日の原油価格(終値)は大幅反落。2.47ドル下げてバレル当り47.64ドルになった。そのまえの反発振りからすれば唖然だ。現下の石油需給からすれば、それでも未だ高いと言えるが、金融要因の恐ろしいほどの影響には驚かされた。
 イギリスのEU離脱決定で、直前までの残留派遊離との見通しだったこともあり、ドルが対ユーロで大きく上昇し、世界の株は大きく下げた。金融要因は一気に向かい風になった。なんだ、そういうこと、そうなのね、と言う以上のインパクトだ。
 ブレントも大幅下落。2.5ドル下げて48.41ドルになった。一気に48ドル台中葉。投機のブレントらしいと言えば、そういうことだ。お陰で、逆値差は77セントへと縮小した。それでも、未だ、いつか来た道。
 他方、金は大幅反発。59.3ドルも上げてオンス当り1322.4ドルになった。高値は大幅続伸。87.7ドル上げて1362.6ドルになった。驚いた。一気に1300ドル台半ば過ぎ。金融要因は、ミックスだったが、イギリス問題がこのように効いた。凄い。
 最終取引は、原油が僅か続落、金が僅か反落だった。即ち、原油が7セント、金が3.3ドル下げたのだ。金については、多少、行き過ぎ気味を是正?しかし、イギリス問題の短期的影響についてはそうかもと思いつつ、驚いている。そして長期的には?



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