2009年・世界天文年にアニメ化され
天文ファン必読と言われた高校天文部が舞台のコミック
「宙(そら)のまにまに」(講談社)。
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惜しまれつつも2011年9月に全10巻で完結しました。

あれから1年半、
今度は大学の天文部を舞台とした新たなコミックが誕生しました!
その名も「オールトの雲から」作・有賀リエさん
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(イラストは第1話の表紙。ご本人・講談社さんから掲載許可いただきました)

天文ファンの人が見ればこの望遠鏡は一目瞭然!
ビ◯センの高級赤道儀をモチーフにしています。
ご自身でお持ちのものだとか。
うらやましい~w

講談社の女性コミック雑誌「Kiss」03号で先日から連載が始まりました。
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そして、現在発売中のKiss・04号では第2話が掲載されています。
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信州松本市の大学に進学した主人公の女性は
ひょんなことで天文部の部長と知り合い、
それまであまり興味のなかった天文部に入部することになります。

松本といえば松本城
夜にはライトアップされた天守閣とともにきれいな星空も見られます
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(写真は2011年9月、出張の時に撮ってきたお城と星景)

主人公らはこの近くの城山公園で天体観測していますが
夜は星がきれいなんでしょうね~!
いつか行ってみたいものです。

作者の有賀リエさん曰く
「地方もの×天体×青春群像と、興味があったものをまとめてみた感じ」
とのことです。
(有賀リエさんブログ「ある日のあるリエ」より)


天文部を舞台にしたキャンパス恋愛物と言った内容で
随所に天文ファン涙モノのシーンが・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

今回の第2話では、春の星空にちなんだ話題も。

ちなみにタイトルの「オールトの雲」とは
太陽系外縁部にあるといわれる天体群で
ほうき星(彗星)はここからやってくると言われています。

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(国立天文台)
奇しくも今年は、オールトの雲が起源といわれる大型彗星が2つ
パンスターズ彗星アイソン彗星がやってくることが分かっています。

天文部部長はそんなオールトの雲からやってくる
未発見の彗星をいつか見つけたいと思っている学生です。

今後この物語が、タイトルに込められたテーマとどうリンクしていくのか?
ひょっとしたら今年の2つのすい星が物語中に登場することも?
・・・なんて想像すると今から非常に楽しみです~。

宙ガールのみなさんはもちろん、男性天文ファンも必読ですね!

ところで先日のブログでこのコミックをちょろっと紹介したところ
それを見たヨメハンから
「買ってるの?ドン引き~」というコメントが
なぜか口頭ではなくブログに寄せられましたが
なんと言われたってくじけませ~~ん( ̄▽+ ̄*)

男性のみなさんも臆すること無く手にとってレジに持って行きましょ~!