安さ以外の満足感は得られない…。
こんにちは、さとうかおるです。
よく、安さを全面的に出しているお店がたくさんあります。
ドラッグストアだったり、ホームセンター、スーパー、居酒屋などなど…。
例えば、居酒屋さんとかで「飲み放題が安い」そのウリに喰いついて呑みに行った場合、
珍しいものも食べることはできるかもしれませんが、
脂っぽいモノが多くて、とても食べられなかったり、料理が出てくるのが遅いとか、食器の下げ方がよくない。とか、そんな気になることが多かったりします。
つまり、料金以外の満足は得られない。
それどころが、
安く飲んだハズなのに、その料金ですら、あのレベルでこの料金かよ!
みたいに、安さすら満足出来なくなっていまう時がしばしばあります。
本当は安さに飛びついたんだから、文句は言えないんですけどね…。
これは居酒屋さんの例ですが、
例えば、
安売りをウリにしている
ドラッグストアや電気量販店でも、
似たような経験をしたことありませんか?
ドラッグストアの場合、接客がしつこい…。
安売りの広告を出してるのに、高いものを買わされた…。
など、不満を持たれることが、それに当てはまると思います。
もちろん、店側としてはお客様の話を聞いて、そのお客様に合うお薬やサプリメントをお勧めするわけです。
今まで、飲んだことがあるおくすりでの効果や、副作用や、そんなことが大きく関係する場合があるからです。
でもね、安売りをウリにしてれば、安売り買いをしたい人しか集まらないんです。
だって、安く買うことに興味がある人がその情報をキャッチするから。
なので、そういった人たちは、
副作用や効き目なんて関係なく、とにかく安いものが買いたい。
いや、実際はお菓子やら洗剤はお安く購入してるのに、
1個安売りをしてないモノを勧められただけで、お店の印象がぐーんと悪くなるわけです。
それは、安売りすることで店で販売しているサービスの価値を下げてしまっているからです。
だから、安売りをしないで、自分たち独自の価値を見つける。
それがとっても大切になると思います。
だって、安売りをウリにしてるお店って、みんな大変そうなんだもん。
補充しても補充しても、お安いチラシ品ばかり売れて、品切れでも起こそうもんなら、すぐにクレームを言われて、接客すらまともに出来ないから、お客さまに自分を覚えてもらうことも出来ない。
競合を意識し過ぎて、安易にサービスの価値を下げてしまうより、
自分は何が得意か?
何を特化してやりたいのか?
どんな人に喜んでもらいたいのか?
そこを考えたほうがいいと思います。