いったい、どれだけ私が、このブログ読者のコメントに支えられてきたか。。。
 
ある時は、チビゴを入試会場に送り届けた帰りの電車の中で、ある時は、合格発表を待つ、夜のキッチンで、またある時は、香パラダイスで、、、
 
いつでも、所構わず、皆さんのコメントに、ボタボタと涙をこぼして参りました
 
そして、遂に、長かった受験地獄が、終わりました
 
 
チビゴ、バッチリ欲しかった合格を勝ち取ってきましたーーー
 
 
発表を一緒に見に行き(掲示だったの)私は老眼だし、数字がごちゃーっと並んでて、緊張と焦りとで、何がなんだかわからないでいる横で「あった」と、小さく呟いた、チビゴの低い、思春期特有の、喜んだら損だ、ぐらいの淡々とした声の中に、にわかに嬉しさを秘めた声が!
 
 
一生耳に残る一言でした。
 
私は、チビゴをはじっこに連れていき、おめでとう、よく頑張ったね、とぎゅーって抱きしめたら
 
「ちょっと…みんなに変な顔で見られてるから、やめてよ…」
 
と言われ、合格書類をいただく時、受験票に、合格ってハンコが押され、また、ドバーッて涙がでたら
 
「泣きすぎじゃない?
 
と言われ、、、
 
 
でも、なんと言われようと、今までの涙とは違い、嬉しい涙なのは、チビゴもよくわかっていたに違いない。
 
 
この受験を終えて、今、一番思うことは、何が嬉しいって、合格した事も嬉しいけど、それより何より、チビゴが、自分で定めた目標に、全力で頑張れる、集中力を持っている子だと、わかったこと。
 
私は、例えば過去問にしても、普段の勉強にしても、チビゴの集中してるところを、見た事なかった。
 
 
それが、非常に心配で、将来、自分の夢や理想に対して、全力で頑張れる子なのか、って。
 
結局、結果でしかわからないけど、勝ち取ってきた!
 
やはり、本番だけ出せた、火事場の馬鹿力みたいなものを、チビゴはもっている、と信じることができたのが、私が、この受験地獄からもらった宝物です。
 
 
我が子を信じられるって、ホントに幸せな事だし、なかなか、できそうで、できない事だから。。。
 
 
もう、私は、自立してゆくチビゴを信じて、とやかく言わないでいい!
 
 
母の役目の七割ぐらい、終わった気分!
 
 
ま、水筒出せ(怒)とかは、また、明日から、日常的に繰り返されるんだろーけどね
 
 
あのね、このテスト日々で、素敵な事あったの!
 
最初のテストの朝、私とチビゴが電車に乗った駅では、まだ空いていて、二人で座ったの。
 
だんだん混んできて、あっと言う間に、受験生でギューギューになり、目の前の、これからチビゴとテストを受けるのであろう、小さな女の子に「これからテストでしょ、疲れちゃうといけないから、座りなね」と、とっさに席を立つと、隣にいた、厳格そうなお父様が、あ、結構です、大丈夫です、とおっしゃったので、座ると眠たくなる、とか、いろいろあるかも、、、と思い、座りたくなったら、いつでも言ってね、と、また座った。
 
 
あれから三週間後の朝、チビゴは、前日の疲れからか、腰が痛い、首が痛い、と言っていた。
 
駅からスクールバスに乗るのだが、一斉に受験生が来るので、バスは混んでいて、座れなかった。
 
少しだから、我慢して。と、バスに乗り、並んで立っていると、さぞかし座りたいオーラを出していたのだろう、目の前のお母様が、どうぞ、と席を譲って下さったの!
 
 
もう、有り難くて有り難くて、何度もお礼を言って、座らせていただいた。
 
見ると、可愛いお嬢さんで、チビゴと同じ塾のテキストを握りしめ、同じ合格バッヂをつけていたので、
 
 
「同じ塾ですね」と言うと、一瞬、受験生の母と言う共通点だけで繋がり、「もう、親は何もしてあげられないですね」「ホントに。お互い頑張りましょう」と、とても暖かい気持ちになれた一瞬でした。
 
 
すごいよね、見ず知らずの方と、一瞬でも心を通じあわせられる、、、
 
みんな孤独なんだな、と実感し、今、あのお嬢さんが、行きたい学校に合格して、お母様が、同じく喜びの涙を流していますよう、心から祈っています!
 
 
しんどかったけど、いっぱい、小さな優しさにも出会った受験地獄でした!
 
 
みんな、応援してくれて、心から、ありがとう。
 
 
さぁー
 
 
音楽に帰りますよー