では「炎症」はどのようにして生まれるのでしょうか?
セミナーで主に説明された原因は2つ
一つは「ストレス」
もう一つは「食べ物」です
まず「ストレス」ですが
その前に体を守っている防御システムのお話を少し
私達の体を守ってくれる防御システム
それを担当しているのが白血球ですが
それは「顆粒球」と「リンパ球」の2つに大別されます
(マクロファージというのもチョビッとあるけど
それは今回おいときます)
細菌担当の「顆粒球」は
体内に入ってきた細菌と直接闘って殺し
闘ってる最中に熱が発生します
あとには最近の死骸が残ります
その死骸が膿です
Vanillaさんは「顆粒球は乱暴者」と表現されてました
刀を振り回して斬りつけるイメージです☆
細菌はホスト(宿主)がいなくても増えることができるので
ホストが死のうが関係ありません
いわば細菌も乱暴者ですね(笑
一方でウイルス担当の「リンパ球」はもっと穏やかです
ウイルスは細菌とは違って
ホストが死ねば自分たちも死んでしまうので
殺さず生かさず的な性質を持っているからでしょうか
リンパ球はウイルスにくっついて認識し
抗体を作り出すことで対処します
よく聞く「免疫」をつくるのはリンパ球のお仕事です
そして これはVanillaさんが仰ったわけではないのですが
たしか「顆粒球」は交感神経
「リンパ球」は副交感神経が支配してます
つまりストレスがかかり交感神経が優位に働くようになると
「顆粒球」はその指令を受けて増加します
増加した「顆粒球」は暴れん坊ですので(笑
その辺にある正常細胞も傷つけます
やさぐれた浪人みたいなものでしょうか
すると胃潰瘍になったり
口内炎になったり
潰瘍性大腸炎になったり
あちこちで炎症が起こり始めます
ここで どの部位で炎症が起きるかは
その人が今まで どこを酷使したり
いじめてきたのか によって変わってきます
たかがストレスと侮ってはいけませんね
ココロとカラダは繋がっているのですから
では「食べ物」による「炎症」に続きます