関東土木保安協会です。
マクドナルドといえば、ロードサイド店舗ではドライブスルーの車列が道路まで続いてしまって渋滞の引き金となっている店舗もちらほら見ます。
そんな中、最近のトレンドは店舗建替と合わせて、敷地を拡大してレーンの増設など、ドライブスルーの販売力を強化する店舗も多いように感じます。
新しい店舗を数店舗見るだけでそのようなトレンドが垣間見えます。
ちょうど道路を隔てて新旧店舗が存在する光景がありましたので、懐かしさもあり記録してきました。
こちら「マクドナルド白岡西店」は、2024年8月末に開店したばかりの新しい店舗です。
最近のロードサイド店舗は平屋が多いなと感じましたが、ここも例に漏れず平屋です。
グレー系基調の落ち着いた配色に、合理的な箱形の店舗。
現代のチェーン店舗的な佇まいです。
派手なキッズスペース「プレイランド」はないように見えますが、よく見ると入口脇に看板があり、内部に設置されています。
モバイルオーダーの「パークアンドゴー」にも対応しており、該当駐車区画には看板も設けられています。
ドライブスルーレーンは2つあります。
車列が道路にまではみ出したりすることも、敷地からはみ出しそうな車列を見て入店を諦めていた利用者の取りこぼしも、これなら大きく減ることでしょう。
道路を挟んだセブンイレブンの隣にあるのが旧店舗のマクドナルド白岡店です。
2階建の店舗は洋風で、どことなくアメリカンな雰囲気です。
昔はこんなオールドマックが当たり前でしたが、ここ最近は建て替えも多く見られ、コンビニでよくある敷地拡大や店舗面積拡大の流れを受けているように思えます。
白岡店も、白岡西店に移転する形で閉店し、ロゴもないさみしい脱け殻が残るのみです。
コンビニの敷地と繋がっていることや、仮囲いで覆われてる事から、解体工事も間もないと思われます。
マクドナルドのロゴ。
90年代のデフレ時代。
1個65円のハンバーガーを掲げていたあの時代を生きた、90'sマックの店舗です。
ドライブスルーのレーンが残ります。
最新の店舗は面積も広く、ドライブスルーレーンの広さと、並んだ車列を捌ける能力を持ちますが、昔は店舗周囲をぐるりと回る、窮屈なこんなレーンが多かったですね。
手狭感のあるドライブスルーレーンの受渡口。
リニューアルしているので塗装などは現行デザインに近いですが、建物の細かいところを見ていくと、経年感あるオールドマックです。
電柱と区分開閉器を見たところ、1990年の文字が。
1990年頃に開業した店舗だったようです。
電柱の需要家プレートには「日本マクドナルド」の文字がありました。
消え行く、現代に適合しない古いチェーン店舗。
平成レトロを記録するのも、追い付きませんね。