『World Trainer Project トレーナー紹介③ 吉田慎司さん』 | 関西トレーナー会公式ブログ☆

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今回World Trainer Project にてシルク・ドゥ・ソレイユでトレーナー活動される三名のトレーナーの方を紹介をしていきます。

三人目は現在鍼灸師として病院で働きながらスノースポーツのトレーナーをされている吉田慎司さんです。

吉田さんはナショナルのプロスノーボーダーやダンサー、パフォーマー等のトレーナーをされており、Jr選手の育成にも力を入れて活動をされています。

世界トップレベルのパフォーマーが集まるシルク・ドゥ・ソレイユで行っている取り組みは自身がサポートするアスリートや次世代を担うJrに応用できるモノが沢山あるのではということで今回挑戦を希望されました。

現状に満足することもなく、周りのアスリートに価値を提供するために行動し続ける姿勢、Jrに少しでも良い環境をということで育成プログラムを立ち上げる実行力が素晴らしく今回の機会を上手く今後に生かしてくれるのではと選抜させて頂きました。

何を見つけて帰国されるのか今からとても楽しみですね。
吉田さんのプロフィールとコメントはこちらです!

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はじめまして。
大阪の病院でリハビリをしている鍼灸師の吉田慎司と申します。
現在は、プロスノーボーダーやダンサー、パフォーマーなどのトレーニングセッションや身体のケアなどサポートをさせて頂いております。
また、ジュニアアスリートの育成にも携わらせてもらいトレーニング指導や自信でコンディショニングケアをできる選手になるため育成年代の時期から伝えています。
私自身もカナダスノーボードインストラクターの資格があるため、冬は雪山へ行きレッスンをすることもおります。

そして、アスリートや一般クライアントの治療やトレーニングができるスタジオを建設中でございます。
今回、シルク・ドゥ・ソレイユの研修へ参加させて頂いた目的と学んで帰国したいことを下記に記載させて頂きます。

・毎日、毎回パフォーマンスを最大限発揮し続けるために意識してコンディショニングをチェックしていることはあるのか?
・また、上記に加えて何かルーティン化していることはあるのか?
・日常生活はどのように過ごして、身体にどのような気遣いをしているのか?
・身体能力や柔軟性、筋力を維持または向上するために、スポーツトレーナーや医療従事者はどれくらい関わっているのか?
・栄養面や栄養バランスはどのように考えているのか?
・パフォーマーは、人数が多いと思うが毎日の公演へ出演するメンバーや配置等は誰がどのような判断を持って考えているのか?
・パフォーマーは身体に関しての悩み事はあるのか?また、どんな外傷・障害が多いのか?
・求められるスポーツトレーナーはどんな存在か?
・今後も関わっていくためには、具体的にどのような活動、在り方が必要なのか?

など、考えれば考えるほどたくさんの疑問や目的がございます。
今回の研修での学びを帰国してからも生かし、育成年代のサポートにも繋げていきたいと考えております。

現在は、治療ができるスペースやトレーニング指導ができるスタジオを建設中であり、もうすでに8割り程完成しております。実際に術後のリハビリや、鍼治療、パーソナルトレーニングをおこなっています。今後はヨガも取り組んでいこうかと考えております。

育成プログラムとして、JACAP(junior athlete conditioning academy for performance)というシステムを立案しました。このシステムは、子供たちが成長するにつれて自分自身で主体的にコンディショニングを調整し外傷・障害予防、パフォーマンス向上に向けてトレーニングに取り組む姿勢を生み出すきっかけを与えたいと考えております。
私は、一人のクライアント(選手)が多方面からプロフェッショナルな人間にさまざまなサポートを受けられる体制を造りたいと考えております。

吉田慎司