9月3日、4日に始まるUさん、韓さん、ぱぉんさんの「11.13がれき裁判」、スケジュール更新 | 関西大弾圧救援会・東京の会

関西大弾圧救援会・東京の会

いま、関西では「反原発」の声をあげ、何人もの方が理不尽にも逮捕、起訴されています。
まったく他人事ではありません。
おかしいことを「おかしい」と言えない社会になる前に、いまできること…ともに考え、行動を起こしていきましょう! 2012.12.24

いよいよ9月3日(火)、4日(水)に始まる『11.13がれき裁判』は、両日とも、大阪地裁201号法廷……96入れる大法廷に決定しました!!

さすが、注目度の高い裁判です。

傍聴席を埋め尽くし、あふれさせましょう!!

関西大弾圧救援会のブログ ▷ http://blog.goo.ne.jp/kansai-dan/e/9593e11f76f99f14307dfec8eccba363

第一回公判 9月3日(火)10時~17時   大阪地裁201号法廷
第二回公判 9月4日(水)10時~17時   大阪地裁201号法廷
第三回公判 9月17日(火)10時~12時 大阪地裁(法廷は未定)

予備日   10月7日(月)公判が開かれる場合は10時~17時内 大阪地裁(法廷は未定)

第四、もしくは五回公判 
      10月9日(水)10時~12時   大阪地裁(法廷は未定)


「震災がれきの広域処理は利権だ」「杜撰な焼却は危険だ」の声をあげ、焼却処理を強行しようとしている大阪市に反対の意志を伝えるため、市役所前にテントが出現したのは、去年の10月12日……あれから、1年近くが経ちます。

大阪市による形ばかりの住民説明会を開かせてはならないと、此花区民ホールに駆け付けた去年の11月13日、Uさん、韓さん、ぱぉんさんは、予め誰を逮捕するのか決められていたかのように、警察に指をさされ、取り囲まれ、暴力的に連れ去られました。


Uさんは、いまだ大阪拘置所で自由を損なわれ、勾留され続けています。
冷暖房設備などなく、外気よりも冷え込みが厳しいため歯の根も合わず痛いほど寒い冬と、その冬より乗り越えるのが辛いと経験者の語る、煮えるような灼熱の夏。

「反対」の声をあげ、行動を起こすと、判決も出ていない、裁判すら始まっていないというのに、9ヶ月以上も身体を拘束され、自由を剥奪され、人としての尊厳をここまで蔑ろにされるのでしょうか。

しかも震災がれきの広域処理は、環境省が謳っていた”絆”などではもちろんなく、被災地のためにならないどころか、むしろ復興予算にすら群がる利権の構造でしかなかったことは、いまや各報道でも明らかになっています。
そもそも”震災がれき”は、高額な運賃をかけ、広域で処理しなければならないほどの量はまるでなかったことも、詳らかにされています。
逮捕者を出したあげく、ことしの2月に焼却を開始した大阪市は、”燃やすもの”がなくなったため、2年間という当初の予定を大幅に切り上げ、この9月に、焼却をやめるそうです。


いよいよです。


昨年10月17日にJR大阪駅頭で街宣し、駅コンコースを"歩いた"として、下地真樹さん、Nさんは、12月9日になって逮捕されました。同じ事案で「再逮捕」された韓さんは、ただひとり、起訴されました。
憲法研究者も、この起訴はおかしいと声明を出すほど、逮捕も起訴もあり得ない状況であるにもかかわらず、です。
声明 ▷ http://ameblo.jp/kansai-tokyo-kyuen/entry-11454106728.html
「11.13がれき」と、「10.17JR大阪駅頭」。
韓さんは、まるで『狙い撃ち』されたかのように、ふたつの起訴を抱えさせられています。


いよいよです。


持病のあるぱぉんさんは、いつも服用している薬が処方されない、症状を訴えてもまともに取り合ってもらえない、薬を服む時間すら制限される…それはまるで、『拷問』に等しい扱いを受けました。
多くの人が青ざめ、声を震わせ、保釈を訴えました。
http://ameblo.jp/kansai-tokyo-kyuen/entry-11473838813.html
保釈されたあとも、保釈につけられた「条件」が2か月後に緩和されるまでの間は、人と会うことも外出もままならず、「身柄」は大阪拘置所の外にあっても、行動を制限され、常時監視され、心身の健康を損ないかねない状況にまで追い詰められました。
緩和されたとはいえ現在も、「保釈条件」により縛られた生活を強いられています。


いよいよです。


いよいよ、注目せざるを得ない裁判の、始まりです。

9月3日(火)10時~17時
9月4日(水)10時~17時
大阪地裁201号法廷

集まりましょう。