カルシウムとマグネシウムのバランスが重要です | 治らない慢性症状なら【関西カイロプラクティック】大阪府池田市の整体院

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こんにちは。大阪府池田市の整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

 


結論から言うとカルシウムの摂り過ぎに注意しマグネシウムをしっかり摂取しましょう!!という話しです。

 

現在、日本人の平均的な食事をすると明らかにマグネシウムが不足し、カルシウムが多すぎる傾向はあるようです。

カルシウムが多くなりやすい原因としては乳製品です。

 

乳製品を摂る国の方が骨粗鬆症になりやすいのはカルシウムが多すぎてマグネシウムが少ないからという説もあります。

マグネシウムもカルシウムも食べ物から摂らないといけない、必須ミネラルです。

 

必須ミネラルは約13種類ありますが、必要量でいうと一般的には、一番多いのがリンで1000mg、2番目がカルシウムで650mg、3番目がマグネシウムで370mgです

この中でもマグネシウムは生体内で300種類以上の酵素反応に関係しています。

 

不足すると疲れやすくなったり、何となく身体がだるい などの症状も身体の中で生化学反応が円滑に進まないことによると考えられます。

 

このように関連する酵素の多さからも、身体の機能を維持するために大切な必須ミネラルであることがわかります。

 

■マグネシウムの働き

  • 筋肉の動きを調整(弛緩させる)
  • 神経の興奮を鎮める
  • 骨の形成を助ける
  • 糖代謝
  • 肝臓での解毒酵素の働きを高める
  • 悪玉コレステロールを減らす
  • 中性脂肪を減らす。


■マグネシウムが不足すると

  • マグネシウムは特にカルシウムと密接な関わりを持っています。 この2つのミネラルは互いに作用しあって、神経や筋肉に影響を与えています。筋肉の収縮は筋肉細胞の中にカルシウムが入ることによって起こります。 マグネシウムはその筋肉細胞に入るカルシウム量の調整を行います。マグネシウムが不足してカルシウムの調節がうまくいかないと筋肉の収縮がスムーズにいかず、痙攣やふるえ、足のつり、こむら返りなどの原因になります。心臓の筋肉で痙攣が起きると狭心症や不整脈、心不全の原因になります。
  • マグネシウムが不足すると、骨にあるはずのカルシウムが骨以外の細胞に影響します。細胞内に水を吸い込んだ状態になり、顔や手足のむくみとして現れます。
  • マグネシウムが不足すると骨にカルシウムがおれなくなり、骨にあるはずのカルシウムが血管に沈着し血管が収縮します。いわゆる動脈硬化の状態で血行不良の原因となります。心臓付近の血管に沈着すれば「心筋梗塞」、脳の血管に沈着すれば「脳梗塞」の原因になります。
  • マグネシウムは骨を正常に代謝させる働きがあり、これが不足すると骨を正常な状態で作る事が出来ず、骨がもろくなってしまいます。 骨粗しょう症の予防にはマグネシウムの摂取が欠かせません。またマグネシウムは骨の土台であるコラーゲンの材料にもなります。
  • 大腸を動かす筋肉にも影響しますので、便秘の原因になります。酸化マグネシウムは便秘薬に使われます。
  • 脳の神経伝達物質に影響し、精神症状がでる場合があります。
  • 慢性疲労の原因になります(特に副腎機能に影響します)
  • 血管が収縮するので、片頭痛の原因になったり、冷え性の原因になります。
  • 糖尿病や肥満の原因になります。
  • 高血圧の原因になります(マグネシウムは天然のカルシウム拮抗薬です)。
  • 胆石や腎臓結石、尿路結石などの原因になります。
  • 筋膜にカルシウムが流入するとぎっくり腰や寝違いの原因になります。
  • 網膜など眼の病気の原因になります(血管障害)
 


■マグネシウムの補給について

マグネシウムはカルシウムと関係の深いミネラルでこの両ミネラルを一定の比率で摂取する事が大切です。

理想的な比率はカルシウム2に対しマグネシウム1です。

 

 この根拠の一つは、1日の必要量がカルシウムで650mg マグネシウムは370mg、この比率が約2:1なのです。 

 

また疫学的研究から、乳製品の摂取量が多い米国や北欧ではカルシウムとマグネシウムの摂取比率が3:1から4:1と高くこれらの地域では心臓疾患による死亡率が高いことが報告されています。

また日本の場合は土に含まれるマグネシウム分が少なく、カルシウムが多いと言われています。

 

そうすると、野菜にマグネシウムがもともと少ない、飲料水にマグネシウムが少なく、カルシウムが多いということになるのです。

実際にはマグネシウムは特にたくさん消費されやすいことを考えるとカルシウムとマグネシウムは1対1がベストだと思います。



■マグネシウムを大量に消費するものとして

  • コーヒーなどのカフェイン飲料
  • 薬剤
  • 白砂糖
  • アルコール
  • ストレス(運動・精神的ストレス、睡眠不足)


また、野菜に含まれているマグネシウムの量が50年前の約半分であるということや、日本の飲料水にはカルシウムが多いということを考えるとかなり意識して摂らないといけません。



■マグネシウムの多い食べ物としては

自然塩・魚介類・海草・ナッツ類です。


約20年前に「きんさんぎんさん」という長寿の姉妹が有名になったことがありました。

 

亡くなった後に解剖したところ、通常の高齢者は血管にカルシウムが沈着し、バリバリになっているのですが、きんさんぎんさんは血管が柔らかいままだった、という話しがあります。

どういう食生活だったかはわかりませんが、体内のカルシウムとマグネシウムのバランスが良いことは間違いないでしょう。




 

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