腸内細菌の役割/大阪府池田市の整体院【関西カイロプラクティック】 | 治らない慢性症状なら【関西カイロプラクティック】大阪府池田市の整体院

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こんにちは。大阪府池田市の整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。

 


先週3日間、東京にフィシオエナジェティックのセミナーに行ってきました。

 

皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました。ありがとうございました。

今回は、過去の内容の総復習だったのですが、今日はその中で腸内細菌の役割についてのお話しをします。
 

腸内細菌とは?

腸内には善玉菌とよばれる細菌、悪玉菌と呼ばれる細菌・酵母菌・カビなどが共存しています。なんと腸内細菌だけで約1.5Kg、種類は約400種類いるそうです。すごいですね。

善玉菌と悪玉菌に分かれていますが、悪玉菌にも役割があるのでヒトは完全に排除はしません。バランスが重要ということですね。

善玉菌とは?

善玉菌代表の細菌は乳酸菌です。乳酸菌は乳酸を出して腸の環境を弱酸性に保つ菌群のことです。嫌気性乳酸菌と好気性乳酸菌がいます。

嫌気性乳酸菌の代表がビフィズス菌です。好気性乳酸菌の代表がアシドフィルス菌です。好気性乳酸菌であるアシドフィルス菌は腸の上の方にいます。アシドフィルス菌は酸素を消費し好気性の悪玉菌の増殖を抑え、嫌気性乳酸菌であるビフィズス菌を増やしてくれます。

もうひとつ忘れてはならない善玉菌が大腸菌です。皆様、大腸菌というと悪いイメージがあるかもしれませんが、大腸菌にも善玉、悪玉がいます。善玉の大腸菌は免疫トレーニングに重要で腸管免疫という粘膜の免疫に重要な役割を果たしています。粘膜の免疫は全身の免疫の6割を占める重要な免疫機能です。

腸内細菌の役割としては

腸を適度な酸性に保ち悪玉菌の繁殖を抑える(腸を弱酸性に保つのに胃酸も重要です)
アシドーシス(体液のPhが酸性に傾くこと)
・ビタミンの合成(ビタミンKなど)
・腸粘膜の栄養を作る(粘膜の保護)
・毒性のあるバクテリアを殺菌
・適度なガスをつくり腸の蠕動運動を刺激
・解毒作用
・免疫力アップ(腸は免疫の60%を担っています。特に乳幼児は腸内細菌がいないため、母乳に乳酸菌が含まれています。特に初乳に多く含まれています。)
・ピロリ菌の駆除
・コレステロールを減らす



まさしく共生ですね。腸内細菌なしでは生きていくことができないのです。
 

腸内細菌はこんなことで死んでしまいます。

抗生物質
・重金属
・農薬などの毒素
・キシリトール
・防腐剤など
・フッソ(歯の治療後は要注意)

腸内細菌を増やすには?

増やすにはフラクトオリゴ糖(にんにく、玉ねぎ、ごぼう、アーティチョークなど)やリンゴペクチン(リンゴの皮の部分に含まれる食物繊維様の物質)などの乳酸菌のエサを取り入れたり、お漬物などから乳酸菌を取り入れるのがおすすめです。

今はやりのプレバイオティクスとは善玉乳酸菌の分泌物にフラクトオリゴ糖などの乳酸菌のエサを混ぜたものです。シンバイオティクスとはプロバイオティクス(乳酸菌)にプレバイオティクスを混ぜたものです。

乳製品は乳糖を消化する酵素を持っていない方が多いので、ヨーグルトはおすすめできません。
ビオフェルミ○は乳製品ですし胃酸を中和する薬剤が入っているので注意が必要です。



【おすすめ本】

 

 

 

 


 

 

 



戦前は日本人の1回の平均排便量は400グラムもあったが、現在は150~200グラム程度に減っているそうです。

便のほとんどは腸内細菌の死骸ですから、腸内細菌が半減しているということになります。

 

日本人が海外旅行にいくとお腹をこわすのは、腸内細菌が少ないからですね。



 

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