こんにちは

 

新潟市中央区の漢方専門 西山薬局・薬剤師ゆみこです。

 

さて、今回はいろいろある妊娠中のトラブルのなかから、


意外と多いのがかゆみについて書きますね。

 

先日こんなご相談を受けました。

 

「妊娠線ができてしまい、かゆくてたまりません・・・」

 

妊娠中は 赤ちゃんの成長などからホルモンのバランスが乱れ、


肌も弱く、敏感になりがちです。

 

妊娠線は、お腹が大きくなっていくときに表皮の下の真皮や

 

皮下組織の伸びがそれについていけずに亀裂ができたものです。

 

妊娠線部分は ダメジーを受けている 状態。

 

ですから、 ほんの少しの刺激でも かゆみにつながってしまうのです。、

 

かゆみがひどいとつい掻いてしまい、

 

掻きこわしてしまうと 出産後にも跡が残ることもあります。

 

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

答えは、

 

「クリームで肌 バリア機能をアップさせること」

 

弱くなった肌のバリア機能をクリームで補ってあげるのです。

 

そうすることで、外部の刺激から肌を守ります。

 

また、お腹中が大きくな る前の段階 からクリームを使うことで


ある程度は予防できるようです。

 

それでもかゆみが 治まらないようなら・・・

 

ローションなどでの保湿もします。

 

ローションは、炎症を抑える作用のあるものがおすすめです。

 

そして後に、保護の目的でクリームを塗る!

 

というスキンケアを行います。

 

それどもダメなら・・・

 

保湿だけでは 対応できない状態ですので、かゆみ止めの塗り薬が必要です。

 

主治医にご相談くださいね。

 

飲み薬や塗り薬を処方してもらえますよ。

 

 

 

 

また、妊娠線だけではなく全身がかゆくなる方もいらっしゃいます。

 

「 妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)」


という妊娠に伴うかゆみです。

 

主に 妊娠中期~~後期に腕・足・お腹・背中・胸などに

 

赤く強いかゆみのある  湿疹やじんましんが出ます。

 

たいていは出産後に治るといわれていますが、

 

中には産後も症状がおさまらない方もいます。

 

原因は今のところまだはっきりとわかっていません。

 

寝る前やお風呂上りなど、体が温まるとかゆみが強くなります。

 

かゆいからといって、かきむしるとさらに症状は悪化します。

 

市販のかゆみ止めのぬり薬を使用しても、

 

赤ちゃんに影響することほとんどありませんから、

 

痒い時は、安心して使用することができます。

 

でも、市販の塗り薬を使ってもなかなかかゆみが止まらない場合が

 

多いのも事実です。

 

漢方薬 には、妊娠中でも安心して服用していただける

 

皮膚のかゆみを止める処方が何種類かあります。

 

体の中からもかゆみを止めたい場合は、病院の塗り薬と併用することも出来ます。

 

妊娠性痒疹は 皮膚科の専門分野なので、

 

受診されるなら皮膚科をおすす めします。

 

皮膚科ではお腹の赤ちゃんに影響を与えない薬を処方してもらえますので

 

早めに受診してくださいね。

 

かきこわして症状が悪化すると治るのに時間がかかります

 

また、かゆみでストレスが溜まると抵抗力も低下してしまいます。

 

ご本人様はもちろん、お腹の赤ちゃんの健康にも影響を与えてしまう

 

可能性もありますので早めに対処 が ポイントですよ。

 

妊娠までのケアは不妊カウンセラーの梅安、

 

妊娠中の悪阻や皮膚トラブルは薬剤師ゆみこにご相談ください。

 

本日も最後までブログをお読みいただきましてありがとうございました。

 

新潟市中央区の西山薬局 薬剤師のゆみこでした。

 

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