絶望の中に見たもの | コーチングでビジネス現場を元気に!株式会社かのん

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四国(香川・愛媛・高知・徳島)の研修・人材育成

おはようございます。

カノン@生幸コーチですニコニコ

四国の今朝は、明るい青空。

朝イチバンのセッションがクライアント様の都合で
カノンの予定より早く終了したため、
パソコンに向かう時間ができました音譜

週末は、例によって、2日間の研修。

今回は、安易にブログで表現できないほど深い内容でした。
(今日は、少し濃い内容なので、コーチングやNLPに深い興味がない方は、ここで終了してくださいね。)

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


何故、そうなのかはわからないけれど、
通常、キャンセル待ち続出の人気の彼のセミナーに、
今回だけは6人しか受講者がいません。

ですから、受講生一人に対して、ほぼスタッフ一人という状況。

さらに、主催者・アシスタント、受講生、
みんな力のある人ばかりで学びがガンガン進んでいきます。


…ただし、「学び」というものは、みんなそうですが、
受講生、つまり受け取る側によって、それぞれの感じ方が違うようです。

このセミナーで、講師に指摘され、仲間にも承認され認めざるをえないのですが、
カノンの場合、極端にある感覚が敏感なため
(ある方は共感能力、ある方はエネルギーを感じる力とおっしゃっていましたが、
私にはそれが普通なので、わかりません。)
どうしても、他の方より体験が深くなってしまいます。

そこで、カノンは、

想像を超えた絶望感

というものを味わう事になりました。

…ここからは、物語だと思ってください。

人は、通常、自分のリアルな経験や体験でしか感情を味わうことはできません。
つまり、通常「想像」は、自分の経験の加工品でしかないのです。
(もちろん、一定のレベルでブレイクスルーを起こすことはできます。)

カノンも、今までいろんなイメージワークをしましたが、
どれも、自分の経験に裏付けされたものであり、
「未知の経験」をすることはありませんでした。


しかし、今回は、今までの自分の経験にない、
つまり「想像を超えた絶望感」を味わう事になってしまいました。

そのプロセスは、ここでは話せません(笑)
ただ、あやしい何かをしたわけでなく、通常のカウンセリングの形式の中で起こったことは書いておきます。
(講師のYさんの力がすごすぎるのですよね、きっと。)

それは、
「もう人間やめたい」と思うほど辛くて、
苦しいイメージでした。

心だけでなく、体も、思わず拒否反応を示すほどの強いエネルギー。

このシュチュエーションにいることを、恨みました。

想像してみてください。

あなた自身が、「想像を超えた絶望感」を味わうことになったとしたら、
どんな気持ちになると思いますか?






カノンは…

想像を超えた絶望感と

身体の痛みを感じながら

その中にどっぷりとつかったとき

なぜか、

同時に

恐怖心や不安は消え、

人というものに、希望を見いだしていました。


どういうことか…。

つまりは、恐れや不安は抵抗している時に起こってくる感情で、
そこを目指して、その中に完全に入ったとき
そこは「空である」ことに気付くのです。

まさに、般若心経の
「空即是色(存在は空に他ならない)」
に、通じる体験でした。



なんだか、変な話やなあ、さっぱりわけがわからない、と思われる方、
ごめんなさい。

カノンも、逆の立場であれば
「なんか、怪しい」と、思っていると思います。

ただ、ここまで読んでいただいた
あなたに、伝えたいことがあるのです。

人は、想像すらできない絶望感に襲われた時でも
希望を持って生きていけます。


何も、恐れることはありませんドキドキ


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

ほんの束の間でしたが、
カノンにとって貴重な経験でした。

ただし、この経験を他の人にすすめようとは思いません。
とっても、苦しかったので(笑)
来た事を後悔するほどです。


…でも、心の底では、なぜ、ここにいるのか、わかっていました。


クライアントの恐れや不安、大きな課題を乗り越えるには、
コーチが、恐れや不安について、深く理解している必要があります。

ここ、数か月のトレーニングで、
カノンは、自分の中の多くの恐れや不安を手放す経験をしました。
さらに、想像を超えた絶望感や、想像を超えた至福の状態を味わうこともできました。

これらは、すべてきちんとした心理学や脳生理学に基づいたもので、
周囲をコントロールするために使われるものではないことは
繰り返しお伝えしていることですが、
ここで得た体験やスキルを良い方向で使う事は、
クライアント様の大きな励みになると確信しています。


…にしても
カノンが目指していたものは、
もっと、お気楽なコーチ像だったのですが、
どうして、こう、真剣に取り組んでいるのでしょう(笑)


しかし、恐怖や不安の多くを手放した今、
偶然が導くものであっても、
この方向性が作る未来について、
ワクワクした気持を持っています。

Yさんいわく、
「人は成長する方向に行くようになっている。」
カノンの成長にとっては、
想像を超えた絶望を体験することも
必要なプロセスだったようです。

今日も皆様に良い事がありますように