欠陥住宅を買わないための、消費者が自らチェックできる方法 | 欠陥住宅を調査する建築士のブログ

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検査で撮影した欠陥写真の解説。検査やハウスメーカー、紛争の裏話などを紹介。

欠陥住宅を買わないための、
消費者が自らチェックできる方法について、
メディア関係の方から訪ねられました。

その答えをまとめると、
一つ目は、「まず、仕上げをチェックする」
細かく見るのが面倒なら、大工さんの腕の良し悪しが
分かりやすい、玄関、階段をチェックすると良い。

見えるところの仕事が雑であれば、隠れている構造などは
もっと雑に施工されている可能性が高い。

できれば、床下、屋根裏、ユニットバス天井裏も
のぞいてみると良い。
断熱材の施工や釘打ちが雑であったり、
全体に汚い印象があれば、
手抜きや欠陥がある確率が高い。
断熱材落下
(床下断熱材の落下)


仕上げをチェックし、不安を感じたら
購入をあきらめるか、契約前にプロの検査を入れる
ことをおすすめします。

注文住宅や、すでに契約してしまっている場合は、
保証※のあるうちに詳細な検査をし、
業者に修理を求めましょう。

※保証期間を勘違いしている方が多いです。
10年保証は構造、雨漏りに限られます。
1,2年で切れる保証がほとんどです。
契約書や保証書をよく確認してみてください。


少し長くなりましたので、続きは次回・・・