店舗運営のコツ(基礎編) ~いよいよお店のオープン!~ | 小さなサロンのつくり方 向井邦雄 「ふかのうなんてないんだよ」

小さなサロンのつくり方 向井邦雄 「ふかのうなんてないんだよ」

ベストセラー『お客様がずっと通いたくなる小さなサロンのつくり方』の著者。
4年で売上7.5倍、リピート率9割のサロンオーナー&コンサルタント【 向井邦雄 】がお贈りする、日本中のサロンを元気にするブログ。

こんにちは。かのう兄弟です。

昨日、義父の告別式も無事終えることができました。

お通夜には400名以上の方がご弔問に訪れ、故人の偉大さを改めて痛感しました。


それ以外にも、人の死というのは、本当にたくさんの事を学ばせてくれます。

これからますます、走り続けなければならないと、気持ちを新たにしました。




さて、しばらく更新が滞って申し訳ありません。

本日の店舗運営のコツは、いよいよお店のオープンに向けてのちょっとしたアドバイスです。


これからお店を開きたいという方は、少しでも参考にして頂ければ幸いです。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




いよいよお店のオープン!


さてさて、工事やチラシ作成、HP作りなどを終え、いよいよお店をオープンする準備が整いました!

(実際には技術を学んだり、役所の手続きや細かな備品の準備などやる事はまだまだありますが、それらは別の方にお任せして省きますね。)


当然、オープンするにあたって絶対にやらなければならない事は、『 オープンの日にちを決める 』ということです。

・・・いや、当然すぎてすみません、、。


殆んどの方は最初にオープン日を決めて、それに向かって間に合うように準備を進めることと思います。

何となく、準備が終わったからそろそろオープンしようか・・・という方はあまりいらっしゃらないですよね。


何でもそうですが、初めに期限を設定しておくのはとても大事です

一日オープンが遅れるということはそれだけ売上が下がるという事ですから、結構切実な問題です。

目標をしっかり設けておかないと、ずるずる時間が過ぎてしまいますから、オープン日は先に決めてしまいましょう。


「 いつかは自分のお店を・・・ 」 などと思い描いている方。。

いつかはではなく、、今すぐにそのオープン日を何年何月何日と決めてしまって下さい。。

設定する日は何年後でもいいです。とにかく期限を今すぐに決めてしまうのです。

そうすれば、不思議とそれに向かって動いている自分に驚くはずです。


さあ、今すぐ決めてくださいね!






で、、、


そのオープンの日にちなのですが、、、



、、、、いつにしましょうか??



お店のオープンというのは、お店にとっての誕生日。。。

大切な日です。

これを、あなたの何かの記念日と同じにするとか、覚えやすい日にするとか、占い師に相談してみるとか、いろいろな方法が考えられます。


もちろん、正解不正解はありません。自由に決めましょう♪




ただ、、、、


・・・一般的にいわれているオープンにふさわしい日というのがあります。

・・・一般的に、この日にオープンしない方が良い日というのがあります。




ちょっと話しが変わりますが、お店の売り上げというのは一年中平坦な訳ではなくて、入客の多い季節と、少ない季節があります。

その業種によって違いはありますが、多くの業界で言われるのが、「2、8月は売上が下がる」というもの。


確かに2月は日数も少ないですし、年末~正月でお金を使ってしまったり、新学期前で出費を控えたりと、多くの要因から消費が落ち込みやすい時期です。

8月の場合は、お盆で皆帰省していたり、暑くて外出を控えたり、食欲が落ちたりと、都内のお店や飲食店は売上が下がりやすくなります。


エステサロンに限って言えば、秋冬は痩身エステの需要が下がりますし、春夏はフェイシャルやマッサージの需要が下がります。


逆に、ボーナス時期の6月や12月は売上が上がります。とくにクリスマス時期は顕著です。




これは世の中の流れなのである程度は変えようのないことなのですね。

そこでよく言われる言葉は、〔 入客の少ない時期にオープンすると大変だよ。 〕という言葉。

確かに、せっかくオープンしたのに、お客様が全く来ない、ガラーンとしているのは辛いですし、資金繰りも大変になってしまいますよね。。


では、、、そんな中、私のお店はいつオープンしたのかというと、、、、??





・・・実は、8月12日。。  お盆休みの真っ最中です ∑(゚Ω゚;)

みんな帰省してしまってお店の周りには歩いている人もほとんどいません、、そんな状況でお客様など来るわけもありません。。

オープンから1ヶ月は、、来店するのは知り合いだけ。。

毎日毎日、、売上の無い、辛い日々が続きました。。。





・・・なぜ、この日にオープンしようと思ったのか??





・・・・・・それは、、、








・・・・・・・・・いや、、偶然です、、、。


もし、この定説を知っていたら、時期をずらしてオープンしていたでしょうね、、( ̄_ ̄ i)

何も知らなかった私は、安易にオープンの日を決めてしまったのでした。





ところが、


一年後に驚くことが訪れます。

今になって考えればこの日にして正解だったと思います。

なぜなら、、、


ちょうど入客の落ち込むはずの時期が、当店の開店記念日なのです。。


一周年記念イベントや二周年感謝祭など、いやおうにも盛り上がります。

当店のお客様は殆んどの方がお店の固定客(ファン客)として根付いていますので、

お客様側からも、この月はお店を応援しようという意識が高まり、さらに盛り上がります

(※顧客を固定化する方法については後々お話ししていきますね。)



つまり、、毎年毎年、近隣競合店が入客や売上に伸び悩んで苦しんでいる時期に、当店は大きく賑わうのです。


この差は大きいです。


これも後々書いていきますが、イベントやキャンペーンには、ちゃんとした意味が伴っていないと効果は半減します。

売上が落ち込む時期に意味の無いイベントで盛り上げようとしても効果は薄いです。

お客様は敏感に察知してしまうんですね。


また、逆に入客や売上の増える時期は、それでなくても忙しいもの

そんな時期にオープン記念日が重なったら、、納得のいくサービスが出来なくなってしまう事も考えられます。



まったく戦略でも何でもなく、、偶然たまたまこうなっただけなのですが、本当にこの時期にお店をオープンしたのは大正解でした。


もちろん、人それぞれ考え方は違うでしょうし、オープン当初に少しでも楽な方が良いという考え方も正解だと思います。


どれが本当に正しいのか、答えはないと思いますが、もしこれからオープンを目指している方は、このような事例も参考にして頂ければと思います。


それでは。

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚






さて、オープンを迎え、これからいよいよ本格的な売上UPの話題に入っていきます。

これからもどうぞお楽しみにお待ちくださいね。


それでは。。パー



読者になる

ペタしてね


2日間お休みしている間にも読者の方が増えてとても嬉しいです♪

ぜひぜひこれからも宜しくお願い申し上げますラブラブ