法定利率の引き下げ
今、法定利率はなんと年5%である。利率の特約がない場合には5%となる。30年前は確かにいい相場であった。しかし今、0金利!と言われる時代にあって年5%は高すぎる。この法定利率は民法で定められている。民法は明治29年に公布され120年間ずっと年5%であった。その民法の大型の改正が行われ、今年6月に公布された。その中で法定利率が年3%に引き下げられた。この改正が施行されるのは、公布の日から3年を超えない時期である。しかし、それにしても遅いなぁ。まだまだ高いなぁ。──────────────────────────────────────法律問題が生じたら、まずは当事務所の弁護士にご相談ください。鹿野・森田法律事務所http://www.kano-lo.jp──────────────────────────────────────