日曜日の夜の時間帯にもかかわらず、多くの区民の方にお集まりいただきました。

今年初め、小松正之先生が出されたばかりの著書を読んで、築地市場移転問題について強烈な危機感を持ったのがきっかけです。

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「豊洲市場」これからの問題点(小松正之著)

メディアは「豊洲か築地か」「築地の再整備にはいくらかかる」「豊洲の維持費にはいくらかかる」……皆さんの税金が億単位で使われることだというのに、危機感が感じられない。

そもそも市場(中央卸売市場)は、どんな役目を果たしているのか?物流が大きく変化するなかで、外国の市場は最先端の技術を使って効率化している。もう、目から鱗でした。

 

しかし、築地と豊洲は「安全、安心か?」という問題から前に進まない。小松先生のお話は、国の漁業政策の失敗にまで話が及びました。

しかも小池都知事が築地市場の移転を延期したために、環状2号線の工事が止まり、完成がオリンピックに間に合わないので、都は築地部分の400mは片側1車線の暫定道路とすることを決めました。これでは晴海通りがますます渋滞するのは目に見えています。

また、3車線のうち1車線を占有(優先)道路にして走らせる予定だったBRTも見込みが立たないため、都交通局と京成バスの共同会社設立は見送りになりました。

都知事は「立ち止まって考える」とおっしゃいましたが、中央区は20年もかけて、臨海部の人口急増に備えて新しい公共交通の準備をしてきたのです。

 

昭和10年以来、新しい市場を何度も試行錯誤しながらやっと、豊洲移転に決まったのです。

過去の検証をするのは大賛成ですが、すすんでいる事業を止めるのはやめて下さい。

 

私が勝どき・晴海地区で街頭演説をしていると、一番多い質問は「環2はいつから通れるの?」です。

お手紙をいただくこともあります。地元の区議として、築地と環2について問題提起させていただきました

 

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