今回の都議会におけるいわゆる
セクハラヤジ事件
単に、一(あるいは複数)議員による女性議員への言葉によるセクハラ
で終わらせてはいけません。

このヤジを飛ばした議員は
選挙公約に子育て支援を上げていました。
日本においてなぜ
子育て支援が進まないか
なぜ、
男女共同参画が進まないか
ここに本質的問題が隠れています。

今年の1月、安倍政権から送り込まれたNHK経営委員、長谷川三千子氏が
産経新聞に寄せたコラムが物議を醸しました。
日本の少子化問題の解決策として、
「女性が家で子を産み育て、男性が妻と子を養うのが合理的」と主張したのです。

女性の社会進出を促す男女雇用機会均等法

個人の生き方への干渉だと批判し、
政府に対し゛方法を転ずべき″とも言っています。

多分、このヤジ議員もホンネは同じようなことでしょう。
長谷川氏は堂々と自分の意見として述べていますが、
政策や公約では、声高に子育て支援や女性の社会進出を訴えながら
その実、ホンネでは「家で子を産み育てるのが女の仕事」と思っている政治家は
まだ意外と多い。

このヤジ事件、問題の本質は深いです。

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