消費税増税法案に隠微されたTPP問題
先日の消費税増税法案は衆議院を通過し、
参議院でも可決されることにより、
消費税増税が現実となるでしょう。
しかし、かつて国会を賑わしていた議案で、
『TPP(環太平洋経済連携協定)』問題が
陰に隠れて後退してしまっています。
TPP交渉に臨むにあたり、「農業問題」に焦点が
当たっていました。
本当に農業だけが最大の問題なのでしょうか?
「TPP」交渉における日本の最大の問題は、
サービスを含めた“労働問題”だろうと思うのです。
日本が「TPP」に参加した際には、貿易自由化によって
外国人労働者は増加し、日本国内の賃金は更に
下落することになります。
それが表ざたになることを、民主党政権は
最も恐れているのではないでしょうか。
消費税増税が重要なのは理解できます。
TPP問題も国際競争の中でどのように国家として
生き残っていくのか、放置していく訳にも
いかないでしょう。
そしてメディアも隠微しないで正面からぶつかって
欲しいものです。
忌憚ないご意見など、お待ちしています。
あなたの「声」が明日のブログを生み出します。
愛知県春日井市の社会保険労務士