法改正で有期契約労働者の処遇は正社員並みに | 愛知県春日井市の社会保険労務士のカンちゃんのブログ

法改正で有期契約労働者の処遇は正社員並みに

有期契約労働者の処遇改善に向けての法改正について。


厚生労働省は正社員と同じ働き方をする

有期契約のパート労働者の待遇を正社員と同様

にするように制度を見直す方針であります。


約10万人のパートの労働条件が改善される一方で、

企業にとっては負担増となります。


パート労働法の改正案を来年の通常国会を
目安に動き出しているのです。


現行では、有期労働者は、


(1)仕事の内容が同じ


(2)転勤などの働く仕組みが同じ


(3)実質的に無期契約


のすべての条件を満たした場合のみ、
正社員と同じ待遇にすることが企業に義務付けられて

いますが、
このうち、「実質的に無期契約」という条件を削除する方針が

決定しています。


つまり、上記の(1)(2)に該当すれば、

正社員と同等の処遇にしなければならないという法改正が

待ち受けている訳です。


改正派遣法でいう“均衡待遇”と呼ばれるものが、

有期労働者にも普及するということを意味します。


安易に有期労働者を雇用することが、難しくなりつつ

あるのです。


【有期労働者とは】
契約社員や派遣社員、パート、アルバイト、嘱託などの

非正規労働者のうち、雇用期間が定められている労働者。



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