日本政府観光局は、1月の訪日外国人客が、
「春節」に伴う大型連休で中国や香港からの訪日客が増え、
前年同月比24%増の229万5700人だったと発表しました。
国・地域別では
中国が約63万人(前年比33%増)、
香港が18万人(同48%増)、
シンガポール(同35%増)、
マレーシア(同74%増)、
インドネシア(同64%増)
などと高い伸び率を記録しました。
航空機の増便やクルーズ船の寄港拡大も
訪日客数を押し上げました。
訪日客は2017年に入っても勢いは続き、
観光庁が小売業者に聞き取り調査したところ、
一時失速した訪日客の売り上げも再び増加傾向になっています。
(nikkeiより)
なお、
2017年1月の日本人出国者数は
130万人(前年比1.9%増)となり、
昨年の6月から8ヶ月連続で前年を上回っています。
(Travel visionより)
中国の春節効果もあって、1月の訪日外国人旅行者数は約230万人と好調を維持しており、旅行消費も回復傾向にあるようです。
(合同会社観光ビジネス研究会 コンサルタント 加藤弘治)