観光庁が入れ墨客の入浴に対応策

観光庁は、入れ墨（タトゥー）のある訪日外国人旅行者への対応に関する実態調査の結果を踏まえ、留意点や対応事例を取りまとめました。

今後、業界団体などを通じて全国の入浴施設に周知するほか、警察庁や厚生労働省を通じて、全国の警察署や保健所などにも情報を発信します。


具体的な対応策は、「シールなどで入れ墨部分を覆う」、「家族連れが少ない時間帯に入浴してもらう」など、入浴者に一定の対応を求める方法や、貸切風呂などを案内する方法などを提案します。

外国人旅行者へは、日本政府観光局（JNTO）や各旅行会社のホームページやパンフレットなどを通じて、「日本では入れ墨に対して独特なイメージがあること」、「入れ墨をしている人は一定の対応を求められる場合があること」などを説明します。


観光庁は、外国人と日本人の間には入れ墨に対する考え方に違いがあるため、一律の基準を設けることは困難であるとしています。

しかし、訪日外国人旅行者が急増しているため、入浴施設と旅行者との間でトラブルが発生しないよう、各施設で対応を改善する必要があるとしています。（Travel visionより）



観光庁の入れ墨客入浴についての指針は、画期的ではなく、外国人と日本人の双方に差しさわりのない対応策の提案に終始している状況です。（加藤弘治）





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