環境省は国立公園に外国人客を呼び込むため、自然を生かした国際的なスポーツイベントを開いたり、湿原などを観察しやすくしたりして魅力を世界に発信します。

環境保護と両立しながら訪日観光客を呼び込み、2020年までに外国人利用客を年間1000万人に拡大する目標を立てています。


雄大な自然を生かした自転車競技やパラセーリングなどのイベントを開いたり、音楽祭や映画祭などを誘致、自然体験や伝統文化に触れる公園内ツアーを旅行業者と企画します。

また、従来観察できなかった原生林や湿原などに入れるようにして、公園の案内役を増やし、温泉の効能などを説明する外国語のパンフレットも作り海外でも情報を発信します。



国立公園は全国に32カ所あり、外国人客は年々増加して2015年は430万人に上っています。

環境省は国立公園の保護と利用促進を両立させる運営方法に転換して観光振興につなげます。

なお、環境省の試算では、外国人利用客が年1000万人に増えれば、年間で約1兆円の経済効果が期待できるとしています。(nikkeiより)



国立公園の保護を図りつつ、観光資源としての利用を促進する手法は世界的に進展していますが、両立させるための知恵と工夫を結集することから始めなければなりません。(加藤弘治)





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