起業体験談 | カンガルーマムのスクラップブッキング日記

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スクラップブッキングの材料屋、Kangaroo-mum (カンガルーマム店長の日記です。

久しぶりに、起業体験についてのお話をして欲しいということで講演に行ってきました。


あいかわらずのあがりっぷりで、事前準備の大量のメモ、役に立たず。


自分の中の進行予定の中心にあった内容なのに、体験談のほかの自分の思っていること、があまり話せてなかった気がするので、少し、自分を落ち着かせるためにも、ここで少しまとめ。




私の思う、起業に必要なもの、ですが、そのひとつに、 「自分を知ること」 があると思います。


自分のやりたいこと、目標はもちろん、今の自分が出来ること、今の自分にあるもの、ないものの把握。


人脈、お金、知識・・・その他いろいろ。


何が、どうなることが怖いか。何に対して達成感を覚えるか。


出来るだけ、具体的に洗い出してみると、自分の目指すべきところが見えてきます。


あとは、自分はどんな人間か。


社交的なら、地道な行動・努力がないがしろになっていないか。

内向的なら、独りよがりな開業準備になっていないか。


見た目はどうか。

人から見て、話しかけやすいか。信頼されやすいか。

そうでない場合、どうすればよいと思うか。


ちょっと見、とっつきにくそうな人が意外と笑顔でフレンドリーだと、ギャップでよい印象が大きく残るメリットも。


自分が思う自分、と、人からみたあなたは異なるかもしれません。


「自分」を洗い出すことで事実認識が出来、自分の傾向、不足、どこを伸ばし、どこに力をいれるべきかも見えてきます。



そんなことがしゃべりたかったんだけど(笑)



後は、楽をしない、ということ。


今回のセミナーには、わりと40代くらいかな、そんなに若くもなく、枯れてもない方が多かった気がするんですが、歳をとってくると、力の抜き加減、というのが上手くなってきます。


ここは、これくらいやっとけば大丈夫だろう、とか、ここに力を入れれば、ここはやらなくても、とか。


それは、今まで生きてきた中で得てきたスキルなのですが、起業、という新しいステージに立つ場合、自分を少し、もしくはたくさん追い込んで、楽じゃない状況に身を置いてみるのも必要かと思います。


私が、自分がとにかく楽をしようとする人間なせいもありますが、がむしゃらにやる時期、というのは確かに必要で、その経験は、そのまま、あれだけ自分はやったんだ、という自信にもつながります。


楽をせず頑張る、ということで、自分の今までの行動パターンを変え、成長するのではないかと思います。


とにかく、短期で達成できそうな目標を立て、それにむかって楽をせず頑張る。

今出来るベストを尽くすことです。


すべての努力が実になるわけではないけれど、やらなかったり、適当にやるのと比べたら、確実に自分の糧になるはずです。

がむしゃらにやることで、お金や自分の足りないものが必ず手に入る補償があるわけではありませんが、「やる覚悟」がない人に、私は協力したいと思わないし共感もしないです。



たくさんの小さなトライ&エラーを積んで挑戦回数を増やし、経験値を上げながら、適切なアドバイスを受け、情報を自分の頭で取捨選択する。


やるか、やらないか、の局面では、出来るだけ「やる」を選び、どうせ無理、ではなく、どうすれば出来るか、をまず考える。



そんなことが大事じゃないかな、という話がしたかったんだけどな。



起業する、ということは、自分の思う事業を育てることであり、自分を育てることでもあります。


私も、まだまだ成長しなければ。伸びしろありすぎだし。




今日、私の話を聞いてくれた人が、何か自分の役に立つものを少しでも得てくれてますように。



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私がしどろもどろの講演をしている間に、長女ユウナが造形教室で仕上げてきたメモスタンド。


見た瞬間、「ヒゲは?」って言うた私は、ちょっとダメ母。