恋化粧。 募る想いを 涙で隠し ひとり恋路を 忍びゆく 色付く葉陰は 紅色の 微かに揺れる 恋化粧 淡い想いが 夕陽に染まり 待つ身の辛さが 影落とす 知らぬ振りして 重ねた胸に 嫉妬恋慕の 雨が降る 叶わぬ恋と 知りつつも 指輪外して 春を待つ 今夜だけはと 寄り添いながら せめてこの恋 薄化粧