第24代自民党総裁に谷垣禎一氏が選出されたが、彼は暫定総裁でしかない。
総裁候補として、河野太郎、西村康捻、谷垣禎一の三名が名乗りを上げたが、自民党の人材不足が深刻だと言う事を痛感する。
公開討論会を見ていても、政権奪取ばかりを訴えている内は自民党の古い体質は変わらないだろう。
衆議院選挙で大惨敗を期しているにも関わらず、その反省点が見えて来ない。
自民党は今死にかけている。
或いはもう終わった過去の党なのかも知れない。
麻生政権で大混乱を招き、国民に不安を与え信頼を失墜し、裏切り続けてきた代償は大きい。
贅肉をたっぷりつけて、丸々と肥えてしまったメタボリック政党が自民党である。
企業はその存続を掛けて容赦なくリストラする。
路頭に迷う社員のことなどおかまいなしだが、無能な人間にまで給料を払う余裕はない。
政治家や役人も同じことだ。
税金で守られていることを忘れ、泡銭の如く無駄金を使いまくる。
真面目に働いている人たちから見れば大迷惑な話である。
自民党を応援する人たちに足を向けて眠れないと思っている自民党議員は一体どれだけいるだろうか。
もっとスリムになれ、ダイエットしろ。
それが再生への道であることを忘れないで欲しいと思う。