笑う北朝鮮とアメリカの裏切り。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

テロ解除 金正日とブッシュ大統領の動画をアップするのは久しぶりであるが、最近騒がれているテロ支援国指定解除について、この動画を見て頂ければおそらく説明は不要かと思う。
北朝鮮とアメリカが手を結んだ結果が、拉致問題を抱えた日本と被害者家族の傷を逆撫でするようなアメリカの態度は極めて遺憾である。
自国の力だけでは拉致問題を解決出来ない日本は、アメリカ並びに諸外国にも協力を要請し続けて来たが、耳を貸さない北朝鮮の沈黙に押し切られ、依然として解決の道は程遠い。
今回のテロ支援国指定解除についてもアメリカの内情が複雑に絡み、ブッシュ大統領の思惑が見え隠れする。
焦るブッシュと笑う金正日。対照的な二人だが、見返りを望む外交政治を手玉にとった金正日総書記の思惑通りの結果になった。
老朽化の激しい核施設の原子炉冷却塔を爆破したところで、北朝鮮にとっては何の痛手にもならない。
以前の記事で北のミサイルが日本製だと書いたことがあるが、原子炉についてもやはり日本製の部品が使われていた。
北朝鮮を商売相手にしている企業も国内には多い。経済制裁を続ける日本政府もアメリカなどに頼り過ぎて拉致解決をどこまで本気で考えているのか、わたしたちには伝わって来ない。
もし貴方の子ども或いは友人が拉致に遭い、いつまでも帰って来ないとしたら、どんな苦しい毎日を送らなければならないか想像して欲しい。
拉致はテロであることを決して忘れてはならないと思う。