高速道路を封鎖せよ。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


高速道路
ゴールデンウィーク中、避けて通れないのが事故。その中でも交通事故が非常に多い。アメーバニュースで話題を呼んでいる高速道路上で起こった事故では二人が死亡。内容についてはアメーバニュースを参照して欲しい。
ハンドルを握る意味を良く考えて運転していないドライバーがどれほど多いことか。自分だけが安全運転をしていても相手がいる場合は、予想不可能な事故に巻き込まれる事も多い。高速道路などでは追い越しが頻繁に起きる。禁止車線でなければ、違反にはならないが、中には気の短いドライバーもいて、追い越された事に腹を立てついかっとなって更にその車を追い越そうとする。そんな怒りのハンドルがとんでもない事故を招くのである。
それが後続車にまで飛び火する。そして大惨事となるわけだ。飲酒運転も一時期に比べれば多少減ってはいるものの、飲酒事故のニュースもいまだ耳にする。ハンドルを握ると性格が一変するドライバーも中にはいるようだが、冷静さを欠いてしまった者に正しいハンドル操作は出来ない。自動車教習所で教わった時のように、常に初心に返り気持ちの余裕と譲り合う精神を忘れない事で、交通事故は防げるものだと思う。
深夜の高速道路はその殆どが大型トラックである。決められた時間内に荷物を届けなければならない、長距離ドライバーの気持ちに焦りがないと言えば嘘になるが、車社会が加速し何処の運送会社も生き残る為、過度な競争を繰り返し、コスト削減がもたらすつけは個々のドライバーに重くのしかかる。
命がけの運転とそのハンドルには家族を支えるため必死に走る孤独なドライバーの汗が染み付いているだろう。自由社会が生み出した利益追求型の現代では常に安全は後
回しにされ、安全と引き換えに命を捧げなくてはならないような利己的社会にもう終止符を打ちたいと思わずにはいられない。