師走の風が無職の背中を凍えさす。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


フランキー 皆さんに吉報をお届けする事が出来なくて、大変残念に思います。面接の結果は七敗一分けと言う事になり面接の達人が初めて味わう屈辱感でありました。7通の不採用通知が届き希望は砕け散ったわけです。一分けと言うのは妥協点を見出すことが出来ず、私の方からお断りした次第であります。一家4人が生活するには贅沢をしないとしてもある程度予測は付くと思います。100時間も残業すれば別ですが、そんなにやったら過労死してしまいますから。心臓病の私にそんな体力もありませんし、やはり年齢の壁は高かったという事でしょうか。日比谷の高いビルから公園を眺めながら仕事をするのも悪くはないですが、ビルの高さと反比例するような賃金では諦めざるを得ませんでした。それにしても納得の行かないのは○○生命…。3次面接までして最後には常務取締役という偉いお方とも面接したにも関わらず、結果は不採用。3次面接の連絡を受けた時点で私の気持ち(経験)からして確信があったのですが一体何の為に3度も足を運んだのかいまだに疑問です。それだけ世の中は厳しく、思ったようには行かないものなのだと改めて痛感した次第です。しかし私は今回の教訓を活かし、次の面接で会話の方法を変えて見ることにします。正攻法で駄目なら別の角度でチャレンジするまでのこと。基本スタンスは変えないにしても、自分をあまりアピールし過ぎると相手が引いてしまうので、所々ブレーキをかけつつも好印象を与えることです。目の前に立ちはだかる障壁が高ければ高いほどそれを登り切った時の達成感は自分への自信となって身についてくるもの。本当に生きるというのは目の前の障害物或いは敵から逃れず、立ち向かう勇気なのではないでしょうか。生きていれば必ずや希望の光が差す時は来るものです。死に急ぐようなことはしていけません。救われたら、次は貴方が救ってやればいい。人生とはその繰り返しなのだと思います。