ハードディスクにお悔やみを…(ショックは大きい) | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


PC破壊 ハードディスクはその名前とは裏腹に実に繊細で尚且つ脆い。いじめに合い悩み苦しんでいる子供のように傷つき易く、その処置を間違えると傷は更に深くなり広がって行く。そしていつの間にか手遅れ状態になり、やがて死を迎える事になる。ハードディスクの中身は消滅し、二度と元には戻らない。人の命とまるでよく似ている。瀕死の重傷を負った人間の身体を再生させる為に、外科的処置をとるがハードディスクにも同じような業者がいて、損傷の激しいデータは無理だが、生き残っているデータを復活させてくれる。ただ非常に金額が高い。大事なデータは常にバックアップを取るように心がけていた積もりだったが、つい文明の利器を過信してしまい心に隙が出来てしまった。その代償は非常に大きく、詩、小説など書きかけの作品まで消えてしまったと思われる。しかし、手書きの原稿は残っているはずなのでそれらを探し出してみるしかないと思う。PCにはトラブルが付き物であるが、一番致命的なのがやはりHDのクラッシュだろう。11月12日の朝、ベッドから起きてパソコンのスイッチを入れた。Windowsのロゴマークが表示された後に、行き成りブルーの画面に英文字がずらりと並んだ。英語は読めないが、所々の単語は理解が出来る。このような画面が出てしまった場合はPCをいじらずに直ぐサポートセンターに問い合わせるのが無難。当然私もそうしたが、なんと日曜祭日はサポート不可だった。PCを購入した時の契約内容を見ると確かに無償修理1年、サポート時間は平日9時~17時までだった。これが原因で私はトラブルの泥沼に落ち込んだ分けである。多少のパソコン知識があるとそれを過信してあちこちいじり回してしまう癖があり、最終的にパソコンは全く動かなくなってしまった。自業自得である。とりあえず強制終了をし、セーフモードで立ち上げ、システムの復元を試す。ここまではよかったのだがその内、セーフモードも動かなくなり、Cドライブが認識出来なくなった。PCを起動するとDドライブをチェックし始めてしまう。160ギガをパーテーションで区切って二つに分けて、作ったデータはDドライブに入れて置いた。何度も強制終了を続けて行く内にHDは傷だらけになってしまったのだろう。HDだけでなく更にシステムメモリまで破損しているようだ。とにかく新しいHDを購入し、OSの再インストールを始めたのだがこれがまた厄介で数十回も繰り返してみたが途中でエラーが出てしまいインストール出来ない。サポートに数回電話しあれこれ試したが、最終的にはマザーボードが壊れている可能性があるので、修理しないと直らないと言う。私には納得が出来なかった。おそらくCD媒体が汚れて傷が付いてしまって読み取る事が出来ないのだと思っていたが、友人に電話して深夜2時頃まで付き合って貰い強制的にインストールを行った。エラーの出るファイルはスキップしてのインストールなので当然まともに動くはずもない。しかし、考えてみればここまで出来ると言う事はやはりマザーボードは正常だと確信を持った。そして次の日秋葉原のソフマップに出掛け、CDを研磨器でクリーニングしてもらった。一枚400円と非常に安くしかもその綺麗になったCDの表面は見事なまでに光輝いていた。これでもし駄目なら本体だけ買い換える方が良いと思っていた。家に帰りインストール開始。何の問題もなくインストールは終了したのである。これは自分が撒いてしまった種だから仕方がない。これを教訓としてバックアップは頻繁に取ることと、強制終了は出きる限り避けようと思う。反省材料が沢山ありよい経験になったと前向きに捉えよう。さて、これからシステムメモリを購入しなくてはならない。最後に皆さんにご心配お掛けした事をお詫び致します。