ハロウィンと銃社会 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

ハロウィン 「フリーズ(動くな)」それを「プリーズ」と聞き間違えた日本人留学生が銃殺されてから10年以上経つのだろうか。アメリカの銃社会が生んだ悲劇として、大きくニュースで取り上げられていたのを思い出す。日本人観光客や留学生に対し注意する点は夜間に行き成り他人の家に訪問しない事。必ず事前にアポイントを取る。見知らぬ人物の突然の訪問は非常に危険。アメリカでは自分の身を守るのが先決であり、やられる前にやれと言う理屈がまかり通っているので、日本人の感覚からすればあり得ない状況でもある。アメリカの歴史を振り返って見れば野生動物や自然の脅威から自力で身を守り生きてきた人達には、それは必然的なことなのかも知れない。
さて、ハロウィンと言えば日本でいうところのお盆を想像してみれば分かり易いだろう。地域によっては多少の差はあるにしろ、大きなカボチャがシンボルである。そして最大の楽しみが仮装パーティー。一般的な登場人物は幽霊、魔女、コウモリ、黒猫、ゴブリンなどといったモンスターが中心。これは悪霊を追い払うためのもので、仮装した子ども達が近くの家を訪問し、お菓子などを貰った後にパーティーを開く。宗教が変われば霊に対する扱いも随分変化するものである。