亀田興毅、世界王座決定戦は娯楽番組だろう。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

亀田 TVやマスコミが用意周到に練り上げた番組「ライトフライ級王座決定戦」亀田ファミリーを前面に押し出し、親子の絆、父親への恩返しなどと一つのドラマを作り上げて来たマスコミ。先日行われた試合は亀田興毅が主人公であり、彼の為に作られた娯楽番組であった。試合の判定を巡り多くの人たちから疑問の声が飛ぶ。試合の結果より視聴率、或いは話題性のある人物には必ずスポットが当たり、幾つものストーリーをお膳立てするTV界。ボクシングがショービジネスとして成り立ち始めたのは「鬼塚勝也」が登場した頃からだろうと思う。彼の試合も今回同様疑惑の残る試合内容が多かった。その彼自身がリングサイドで嫌な過去の試合を思い出してはいなかっただろうか?ビッグイベントともなれば大きな金が動き、利益追求型の現代では試合内容に関係なく闇のスポンサーが眼には見えない舞台の上で札束数えて踊り狂っている。彼は棚からぼた餅状態のチャンピオンベルトを貰った所で嬉しくはなかろう。腰に巻いたベルトの歴史の重さが分かるだろうか。ドラマを更に盛り上げ、亀田興毅がプロボクサーとしての誇りがあるならば、次のシナリオはベルト返上と言ったところかも知れない。何れにせよ亀田ファミリーがマスコミの犠牲になって絆が壊れてしまわないよう願っている。いや、待てよ…壊すのもドラマの内か?娯楽番組としては充分楽しませて貰ったので試合の結果はともかくとして満足している。(画像クリック)