栄村、陸前高田、気仙沼 その11  支援・お見舞い報告・最終回 金沢あつし | 長野市議会議員 金沢あつし

栄村、陸前高田、気仙沼 その11  支援・お見舞い報告・最終回 金沢あつし

9月6日(火)

栄村、陸前高田市、気仙沼市に、お見舞い・支援(5月)で訪問しました報告の最終回です。

金沢あつしの時事通信-気仙沼1

気仙沼市内の続きの風景です。鉄柱が波で曲げられています。すさまじい威力です。市内では腐臭が漂っていました。あの臭いは忘れられません。

金沢あつしの時事通信-気仙沼6

気仙沼市内では火災が発生しました。陸橋が熱で溶けています。石油タンクから油がもれて燃えたのでしょうか。

金沢あつしの時事通信-気仙沼7

あちらこちらで火災の跡が、、、、そうとう激しい炎だったのでしょうね。

金沢あつしの時事通信-気仙沼2

港の風景です。大きな船舶がいくつも津波で陸に打ち上げられています。

金沢あつしの時事通信-気仙沼3

大きな船舶が津波で陸に打ち上げられている風景です。まだ片付けができていませんでした。

金沢あつしの時事通信-気仙沼4

気仙沼から郊外にぬける風景です。やはりその先も同様な風景が続きます。

金沢あつしの時事通信-気仙沼5

湾岸沿いはどこも災害で同様な風景です。それが程度の差はあっても延々と続ています。

金沢あつしの時事通信-気仙沼8

帰ってきたときの車の距離メーターです。約1400kmを走破しました。

栄村、陸前高田、気仙沼へのお見舞い支援・訪問は、単に新聞やテレビの映像で見る以上に、災害の威力や恐ろしさを現実として感じると共に、どう災害と向き合っていくのか、対策の重要性を考えさせるものでした。

あまりにも被害が過酷であった場合、地元の自助努力では簡単に立ち直れない現実を見てきましたが、それでも私達の地域において災害の最悪のケースの想定とその事前対策はやっておかなければならなりません。
学校、医療機関、高齢者施設、公会堂等の公共施設の耐震補強等により、震災後も避難所や復旧対策本部で使用できるようにしたり、水、燃料、食料の備蓄や補給の準備等は最低限やっておかねばならないでしょう。

今回の震災では政府・行政機関の対応策が遅い等の批判がありましたが、もし関東、首都圏が同時に被災した場合は、さらに政府主導による救済は期待できないかもしれません。長野市は自分たち自身で災害から身を守るくらいの準備をしておいた方が良いと思います。

今回の震災で亡くなられた皆さんとそのご家族に心よりお見舞い申し上げます。この災害とそこから得た教訓を忘れずに、必ず行政に役立てねばならないと強く心に感じました。