「儲かる業界数字」
 
 
○お菓子業界「配荷率(拠点率)」
店舗の売り場に置かれている割合。
クラシエフーズ(株)は「ねるねるねるね」('86~)で
新たなジャンルとして店舗に棚を作ってもらい、配荷率が90%。
また、年代別にこういった手作りお菓子を用意することで、
クラシエフーズの商品で子供が育つように持って行っている。
 
○ホテル業界「定員稼働率」
部屋単位でなく定員単位でみる稼働率。
ルネッサンスリゾートナルトは
さまざまな世代が楽しめるプランを用意することで
(芋掘りや阿波踊り等)
客が3世代で訪れる(高い定員稼働率になる)ようにしている。
2010年の47%から2015年の定員稼働率52%という5%の上昇で
売上が8000万円上昇。
 
○インターネット業界「コンバージョンレート」
サイトにアクセスした人が購入や申し込みを行う割合。
カイゼンプラットフォームはフリーのWebデザイナーに競合させながら
細かなデザイン修正を繰り返す。
同社に依頼した中古車販売のガリバーではおよそ5倍の数字に。
 
○アパレル業界「売上高物流費比率」
売上に対して物流にかかった費用。
しまむらは配送センターの自動化(徹底的な人員コスト節減)で
小売業平均で4.8のところを1.5%まで圧縮。
 
 
儲かる数字というか、儲けるために意識する数字だわね。