みをつくし料理帖シリーズより百合根の丸揚げと酒粕のつけ揚げを作ってみました。
百合根の丸揚げは美雪晴れに、酒粕のつけ揚げは天の梯に出てきます。

天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)/角川春樹事務所

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美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)/角川春樹事務所

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百合根の丸揚げは華燭ー宝づくしの中で、ヒロイン澪の働くお店の特別にお酒を出す日の三方よしの献立で、酒粕のつけ揚げは結び草ー葛尽くしで、ヒロイン澪の働く店の店主、種市の酒のつまみとして出てきます。

百合根は蒸してから軽く粉をはたいて揚げるのですが、電子レンジでチンして、片栗粉をはたいて揚げました。酒粕のつけ揚げは酒粕を柔らかくして重ね、間に胡桃を挟んで伸ばしました。本当は鬼胡桃を使いたかったのですが、うっかり違うお菓子を作るのに使い切ってしまったので普通の奴です。

百合根は確かにほっくりして、いつもの茶碗蒸しに入れたり、バター炒めにしたりするのとは違う食感です。普通の時だと百合根はサクサクしてほんのり甘いのですが、この場合はほっくりして一寸お芋っぽい感じになります。加熱の違いなんでしょうかね?。


酒粕は何か、酒粕と思えない食感になります。もっちりと言うかむにっとして、そこに胡桃のこりこりしたのが加わって不思議な感じです~。味はあっさりなので一寸塩をふって食べた方がいいかもですね。ダンナに何これ?と不思議がられました。アルコールは高温で加熱するせいか結構飛んでる感じがします。お店の常連で、ヒロイン澪と一寸フラグが立ちかかっているお医者様の源斉が食べすぎでひっくり返りますが、かなりの下戸なのか、それとも相当一杯食べたんでしょうな~。酔うかもと一寸用心していたのですが、別に何ともなかったですしね。